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アニメとかの感想書留

ブログ名の通りです。映画に焦点を絞りたいな、と思っております。カテゴリーの一覧はこちら→http://animekanso.hatenablog.com/entry/2016/04/07/124605

第11話 S戦士をやめたい!? 美奈子の悩み

 

あらすじ

中学三年生、受験と卒業を控えたシーズンでしたが、美奈子はイチャイチャしていカップルを羨みます。もっと自分が普通の女の子だったら、セーラーヴィーナスとしてではなくて愛野美奈子として充実した生活を送れないのか。

「お嬢さん、今夜は僕と付き合ってくれませんか?」

な~んていきなり言い寄って来ないかな、とアルテミスに憧れを語るのでした。

そこに現れたのは、かつて部活で一緒だった浅井君。半ば告白のようなことを言われてしまい、美奈子の普通の女の子への憧れはますます強くなります。

自らの生き方に疑問を抱いた美奈子は勉強会でも無理に明るく振る舞い、しまいには耐えられなくなって逃げ出してしまうのでした。(前半パート)

 

ゲームセンターでうっぷん晴らしをする美奈子は、はるかと出逢いました。美奈子は天才女性レーサーとして活躍する彼女に、普通の女の子としての生き方に憧れないか、問いかけました。はるかは答えます。レーサーのとしての自分も含めて、今の自分が一番自分らしいと思っている、普通の幸せよりももっと大切なことがある、と答えました。

学校でバレー部の練習を覗いた美奈子は、浅井がマネージャーの女の子と付き合っているのを目撃します。そこにバーレーボールに宿ったダイモーンが現れ、浅井のピュアな心を奪ってしまうのでした。

浅井の魂を人質に取った卑怯な戦法に苦戦しつつも、セーラーヴィーナスの活躍により、ダイモーンを撃退しました。

しかし、戦いの中、ヴィーナスは浅井に正体を見抜かれてしまいました。翌日、彼は彼女と一緒に登校する中、美奈子に「もしどこかでセーラーヴィーナスに遭うことがあったら、助けてくれてありがとう、って、そう伝えてくれないか」と言い残すのでした。

一件落着して、独りで下校する美奈子。

「お嬢さん、今夜は僕と付き合ってくれませんか?」

といきなり声を掛けられたかと思うと、アルテミスから花束をプレゼントされるのでした。

 

 

感想

これもまたピュアな心がそっちのけの日常回。問題点は前回と大体一緒で、ぶっちゃけこの話、要らなくね?って感じです。しかし、まあ、話に進展があったな、と思えるのははるかさんがいてくれたからかな。ほんのワンシーンしか登場しませんが、また新たな、彼女の一面を視聴者は知ることになりましたから。っていうか、美奈子の話っていうよりかは、美奈子にかこつけてはるかさんについて言及したかったんでしょうね、今回は。

 

「記念品が欲しくなったら、もう先は長くないわね」

確かに、言えてるかも。単なる妬みと片付けるには惜しい、名言ですね。

 

浅井君

罪な男。

付き合っている彼女がいるにも関わらず、美奈子に気を持たせるようなことを言う、っていうね。

いつもは恋愛絡みの話はコミカル調に描かれるのですが、今回いつになく美奈子が真剣に悩んでいたのは、彼の存在が大きかったでしょう。充実した学園生活と彼氏という、セーラーヴィーナスではなかったら手に入れられた理想を突き付けられる形になってしまったきっかけを作った男ですからね。

 

バレー部のマネージャー

タイミングとかいろいろ絶妙過ぎて、ちょっと怖いです、このお方。

 

フライング回転レシーブ

名前の割には、意外と見栄えがしない技です。3次元の世界に応用して考えると、なかなか常人離れした技ではありますけど。

 

天王はるか

今回のはるかさんの台詞は、17話『運命のきずな! ウラヌスの遠い日』に繋がる大切な台詞だったりします。ちなみに、今回と脚本家は一緒です。

 

「金星に代って、愛の天罰、落とさせてもらいます」

これまた初代のバンク。安藤作画。

前回もそうでしたけど、無理に昔のバンクを持ち出さなくてもいいのに。節約かな?まあ、ちょっとノスタルジーを感じて悪い気はしないんですけどね。

 

ダイモーン

とみながまりさん作画、ということで全体的にキャラクターが平面的。今回のダイモーン、オッパイがバレーボールっていう奇抜なデザインだったんですけど、とみながさんパワーでセクシーさの微塵も感じられないのがちょっと面白かったかな。

最近はもう、スポーツ観戦とは縁がない生活になってしまいましたけど、未だにニッポンチャチャチャって言って応援するのかしら?

このダイモーン、鉢巻きの「必勝!」が、セーラームーンの必殺技を受ける直前に「負け!」に変わってます。芸が細かいですね。

 

アルテミス

本日、一番いいキャラしていたかもしれません。美奈子は普通の女の子としては生きることができませんが、セーラーヴィーナスだったから得ることのできた幸せもあるはず。天才女性レーサー(兼セーラーウラヌス)という、美奈子よりもさらに普通じゃないはるかさんが「今の自分が一番自分らしい」「モータースポーツを好きになった天王はるかは、どうあがいたって結局こういう風にしか生きられない」と語っているように、ヴィーナスと美奈子の存在は別に考えることはできません。しかしそれは、嘆くべきことではありません。ヴィーナスだったからこそ、美奈子はアルテミスという思いやりのあるパートナーに出会えたのですから。