アニメとかの感想書留

ブログ名の通りです。映画に焦点を絞りたいな、と思っております。カテゴリーの一覧はこちら→http://animekanso.hatenablog.com/entry/2016/04/07/124605

(セラクリ3期)第4話・無限3 感想(?)

感想

このアニメ、「セーラー戦士に変身して敵を倒す」っていうノルマを課せられているものの、「一話完結」なお話の作り方をされていません。あ、私の言う「一話完結」とは、1話役20分の尺の中で起承転結をつくることを目的として作られたお話のことで、「セーラー戦士に変身して敵を倒す」っていう各話に課せられたノルマと言うべきプロットに忠実でも、お話の中身がちゃんとそこで完結していないものは「一話完結」とは呼べません。

まあ、こういう切り出し方をしたらもう次に言いたいことは大体予想は着くと思いますけど…

「何となく毎回同じ展開をプロットの中に盛り込めば一話完結の日常回だろう」みたいな安直な発想にとらわれて、一つのテーマをまとめるという一話完結の本質を見ようとしないアニメって結構あるんですよね。まあ、セーラームーンcrystal(というよりも原作???)もその一つなわけだけど。

どうしていきなりこんな話をしたかというと、私自身、「一話完結」の物語には思い入れがあるんですよね。「今日は主人公が仲間と喧嘩する話」「今日は主人公の今生の強さを見せる話」「今日はある人の優しさを描く話」って言うふうにまとまってると、分かりやすいじゃありませんか?一話一話、作り手のペースに乗っかって一喜一憂して楽しんでいるうちに、気付けば物語的な世界観が広がっている。そういう話の作り方って、私みたいにあまり頭を使いたくない人にも優しくて、「『物語を楽しむ』ことへ対する入り口が広い」っていう意味で万人受けする構想だと思うんですよね。まあ、最近特に思うことなんですけど、「一話完結」っていうことへの魅力を忘れて、何となく一話完結っぽい流れをつくることでいかにも「お話として成立してますよ」みたいに装うことが、ちょっと悲しいと思う今日この頃。セーラームーンcrystalっていうダメダメな内容を見たら心の奥にくすぶっていた不満が表面に上り始めた次第です。

まあ、アニメ、特に深夜枠では珍しい現象じゃないんですけどね。まあ、セーラームーンcrystal含め、そもそもあの枠のアニメはお話を作ることなんて端っから問題にしていないので、問題にするだけ虚しくなるだけだとは思いますけど。

セーラームーンcrystalは面白いアニメですよ。Twitterとかで話題にして友達と盛り上がる分にはね。「作画が綺麗!」「はるかさんの設定スゴすぎ!」「ほたるちゃん厨二すぎるwww」って瞬間瞬間盛り上がったり、ブランド力があるから他人と話題を共有できるっていう面では便利なツールだと思います。ただ、お話として完成度が低い、というかそもそも作品としての体をなしてない作品なので、やはり真の意味で万人受けする内容ではないと思いますけどね。「話題性を前面に押し出して、ヲタどもから金を吸い上げよう!」っていう目的からすればセラクリの企画って理にかなったものではあるんですけど、まあ、熱が冷めてしまえば忘れられてしまう程度のものになってしまいますね。

 

次につなげる物語

まあ、上の内容で今日語りたい内容は済んでしまったんですけど、たったこれだけ書いて終わるのも寂しい気がするので少し付け足しますね。

セーラームーンcrystalって追加戦士が一度に三人も登場する、っていう、「正しい」追加戦士の使われ方をすれば物語的には一つの山場を迎えているんですよね。しっかしこうにも盛り上がらないのは、追加戦士が登場して輝くような土壌がこれまでの積み重ねで皆無だからでしょう。物語的に「次はどうなるんだろう?」「主人公たちはどんな結末を迎えるんだろう」っていう期待があってこそ、『謎』っていうのは輝くものなんだなって思いました。

あ、まあ、これは特殊な考えなんですけど、私はこの手のアニメについて、キャラクターを動かすのは初期設定、物語を生み出すのはキャラクターだと思ってます。そこら辺の順序を守ってさえくれれば、視聴者としては頭に入りやすい内容になるんじゃないか、というのが現段階での実感です。逆に、設定で展開を動かすような色々とすっ飛ばした展開にすると、まあ、セラクリを見て分かるように、残念賞になる確率UPですね。

 

っていうか4話本編の内容について全然触れてないや。