あらすじ
サライムシにさらわれたディアンシーを追っているうちにドドロを目覚めさせてしまったという物語。
遂にこの映画の感想を書く時が来たか…。ポケモン映画はヤバくつまらないのは多いんだけど、xy編で多分一番つまらなかったと思われる。劇場で鑑賞したんですけど、放映後に隣に座っていた小学生が「あー、やっと終わった」って言ってDSを取り出したその時の光景をかなりはっきりと覚えている。
ポケモンの映画は、予算をふんだんに使ったよく光るよく回る作画だけが見どころなのに、ディアンシーの映画に関しては印象に残るアクションシーンというものが一切無く、その上テンプレートを張り付けたようなガールズトークが多く、拷問に等しいほど退屈。全編にわたって、ディアンシーを狙う怪盗たちから逃げ回るというのがシナリオの主軸になっているんですけど、サトシとのポケモンバトルで普通に負けてしまうようなポンコツ集団なのでスリルなんてものは全く生まれないので、彼らから逃げることの必然性も無いしスリルなんてあるわけがない。TV版のロケット団との馴れ合いのシーンだけをひたすら引き延ばし、繰り返しているような異常事態になっていました。
しかしこんなのはまだまだ序の口で…。
メレシー
お姫様ポケモンのディアンシーのお供のポケモン三匹、それがメレシー。ディアンシーは口うるさいメレシーと一緒に居るのが心底嫌になり、こっそり隙を観て逃げてしまいます。
セレナたちとショッピングをしてウキウキ気分なところメレシーたちに見つかって、サトシたちに「追われている」と意味ありげな台詞を投げかけて、ディアンシーは彼らから逃げようとしました。
まあしあかし、このシーンも狂っているというか。メレシーの歩行速度なんて陸ガメとどっこいどっこいなのにさあ、そんな奴らから逃げ回るアクションシーンなんて作って本当に何がしたいの?って正気を疑うレベル。
悪い怪盗たちに襲われてピンチ!!そんなとき主人公たちの目に飛び込んできたのはサイホーン牧場。サイホーンレーサーとしての素質が抜群のセレナはサイホーンにディアンシーを乗せて遠くまで逃げることができました。
ってなんでやねん!!あまりにも都合よく登場するサイホーン牧場に噴き出しました。