アプモン17話感想
やってしまった。
マズいですよ、これは。
何がマズいって、更新が一回遅れてしまうと怠惰になること。書かなきゃいけないって決まりがあるわけでもないんですけど、結構毎週楽しんでいる感想を書く作業がノルマのように感じられてしまうんですよね。
まあ余談はこれくらいにして。
今週の内容は…花嵐エリのメイン回。コピペモンが大暴れしたせいでエリが主役のイベントが台無しにされかけて、という話。
エリがアイドルを目指した理由は「転校して1人のところ、テレビの世界のキラキラしたアイドルに元気を貰った」ということなんですね。本日登場したモブの女の子、ハツミもエリと似たような背景を持つ子で、両親が転勤するので小学校卒業まで独りで祖父母の家に預けられることになって寂しさを感じていたということ。泣いてばかりいたんですけど、エリのファンになって明るくなったそうです。
「自分も誰かを笑顔にできているんだ」と過去を思い出して意気込みますが、翌日の富士見坂商店街のイベントでは、コピペモンが大暴れしたせいで中止になりかけてしまいます。「自分のイベントを楽しみにしている子がいるから中止にはできない」とエリはコピペモンと戦いました。
これまでにも何度か「私の出演しているテレビ番組がアプモンのせいで台無しになるかも!?」→「許せない」という理由で戦うことはあったんですけど、どちらかというと利己的な理由で動いていたので、「誰かのために」と思いながら自分の意思で戦うところは今回がもしかして初めてなんじゃないかなと思いました。「皆のために戦う」っていう展開はありがちなんですけど、主体となる登場人物の背景と重ねられているかどうかでこんなにも説得力が違ってくるんですね。
良い話だなと思いました。
ただ、強いて言えば…ドカモンとエリの関係性がノリで片付けられていたのがちょっとだけ残念だなと思いました。
今回のドカモンの活躍は、戦闘シーンで「エリちゃんを困らせる奴は許さない」と超パワーを発揮するところ。
エリのために頑張るところは一途なドカモンらしいと言ったらそうなんですけど、なのでもうちょっと、エリが今回のイベントに懸けている特別な心情的に踏み込んで超パワーを発揮してくれてもよかったかもしれないな、とは思いました。
強いて言えばね。