第14話 やって来たちっちゃな美少女戦士
脚本 |
柳川茂 |
作画 |
黒田和也 |
演出 |
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美術 |
鹿野良行 |
あらすじ
急遽勉強会になっててもちぶさたなうさぎ、亜美、まこと、美奈子。急用が入ったというレイを心配していると、その本人が喫茶店に入って行く姿を目撃しました。
レイの急用というのは、十番祭りの実行委員としての準備に追われているとのこと。レイは実行委員として、喫茶店で和太鼓の名手、遠野さんに祭りへの出演交渉をしていました。
遠野さんは快くOKを出してくれたものの、出演の三時間も前から和太鼓の練習をしています。そうしないと、本番のときに気分が乗らずに良い太鼓が打てないとのこと。そんな熱心な遠野さんを見て、他力に頼って祭りを盛り上げようとしていたとレイは反省。
もっと頑張らないとと意気込む中、不思議な銃で打ち抜かれた遠野さんの心の結晶が出現しました。カオリナイトの後釜として任命された新たなウィッチーズ5、ユージアルは、これまでの戦法を変えて、自らが心の結晶を狙い、ダイモーンにその護衛をさせる作戦に。
うさぎとレイはセーラームーンとセーラーマーズに変身するも、遠野さんの心の結晶がタリスマンではないことをウラヌス・ネプチューンに告げられ、ユージアルは逃げます
しかしダイモーンは強敵で、苦戦するセーラームーンとセーラーマーズ。ピンチのところに、聞き覚えのある幼い声が聞こえます。なんと、未来の世界からちびうさがせーらーちびムーン。
ダイモーンがちびムーンに気を取られている間に、セーラームーンは必殺技で撃退するのでした。
ちびうさは未来の世界から、20世紀で修行するように母親(うさぎ)から言われてやって来たのでした。
感想
タキシードミラージュが頭から離れない。そんな日がな一日。
今回はアニメらしいギャグが詰まっていて、楽しげな一話になっていました。それ故に、メインの話のほうはそんなに進んでいなかったり。
しかし今回、ないがしろにできません。なぜなら、セーラームーンSにおける真のメシア、ちびうさの初登場する回なのですから。
日常回のギャグ回だと、確かに楽しいんですけど、ストーリーには感じるところが殆どなかったり。一話一話丁寧に鑑賞しよう!というスタンスで書き始めたんですけど、思うところが無いのに感想を無理に書くのもなんか違うかなぁと…
これぞセーラームーン、というくらいに完成したギャグ回ではあったんですけどね。
天王はるか・海王みちる
どぅ~どぅ~BGMが二回も流れる珍しい回。この手法は後に結構出てくるようになるんですけど。
4takeカメラには笑った
ちびうさ
年齢が近かったころは観ていてちょっとイライラしたり。今見るとかわいいな、と思ったり思わなかったり。ロリコンじゃないけど。
うさぎは例外として、大人な雰囲気の登場人物が多い中、ちびうさは計算され尽くした幼さが詰まっているなぁと改めて感じます。役に立つんだか立たないんだかのピンクシュガーハートアタックも、これから長らくお世話になる“お決まりの”ギャグではあるんですけど、それでも面白くて笑ってしまいます。