アニメとかの感想書留

Twitter「@kanso_na_kansou」https://twitter.com/kanso_na_kansou カテゴリー一覧http://animekanso.hatenablog.com/entry/2016/04/07/124605

アプモン29話感想

なんか文章書くのがダルイいな~と思いつつ徒然に日々を過ごしていると、大分アプモンが先に進んでしまいました。

 

毎週観てはいたんですけどね。

 

なんか一度予定が狂ってしまうとこういうの中々面倒臭いんですよね。感想をコンプリートしたいって思いもあるのでいつか空いた分を書きたいなと思っているんですけど…

 

まあそれは私事なのでさておいて…

 

 

今週のアプモンは『バディ解消!? ガッチモンの家出』という題。サブタイトルの通り、ガッチモンが家出するのがストーリーの要です。ハルが新人アプモンのオフモンをちやほやするので、嫉妬したガッチモンが家出するお話です。ガッチモンは家出先で偶々幼稚園児の男の子と知り合うんですけど、その子もまた家出をしていたらしく、でも迷子になってしまっていて、ガッチモンはその子の世話を焼きます。「両親が弟ばかり構って自分を放置している」と言う家出っ子に「弟が小さいから手がかかっているだけだ」って言い聞かせているうちに、シャイなオフモンをかわいがるハルの心情を客観視することができて、つまらないことで意地を張っていたと反省、そしてハルもまた反省して、お互いに「ごめんなさい」と言えてハッピーエンドという感じです。

展開自体を追っていくと、あんまりこういう言い方は好きじゃないんですけど、よくある話だと思います。

しかし、この話の型がこのアニメのノリや登場人物のキャラクター性とガッチリ噛合っていて、本当に良い意味で王道展開をなぞった話になっていると思いました。ガッチモンだけに

なんか、キャラクターが自分の意思で動いているって感じがするんですよね。

中でも一番輝いていたのは、やはり今回の主人公ガッチモンでしょうか。オフモンのことを気に入らないと思いつつも、本棚から崩れ落ちた本の雪崩を身を挺して守ってあげたり、あと、「人に見つかってはいけない」って言っておきながら放っておけなくて園児の面倒を自分から見てしまうところとか観てて、「ああ、そういえばガッチモンって兄貴分な性格だったな~」と再確認しました。基本、そんな風に面倒見が良いのに、勢いでヘマをやらかしてしまうところとかも、かなりガッチモンらしかったです。具体的には、ガッチモンのガッチモナカを間違えて食べてしまったオフモンが「ガッチモナカ、食べちゃってごめんなさい」と言って恐る恐るガッチモナカを返すのですが、「食べかけ何ているかー!!」と言ってガッチモナカをはたき飛ばすシーンなんかがそうでしたね。ポーンと遠くに飛んでいくガッチモナカを、目を点にして追っているシーン表情がかわいかったです。あと、ハルが犬に襲われていると勘違いして飛び出してしまうシーンも、ガッチモンらしくおっちょこちょいでかわいいと思いました。

そうそう、かわいいと言えば…新キャラのオフモンもかわいいですね。一応説明しておくと、ハルの親友の勇仁のバディアプモン。オフラインゲームのアプモンなので、交流することが苦手(というか慣れてない?)らしい。通信切断の能力を持つらしい。アプモンの世界じゃ最強クラスの能力なんじゃ…

この話では最初と最後しか出てこないんですけど…凄まじいインパクトでしたね。ガッチモンが家出をする原因としてシナリオの中でちゃんと動いているっていうのが一番大きいんでしょうけど。しかし、それとは別にキャラクターとしてもかわいさも既に確立されたものになっていたと思います。まあ見た目は勿論なんですけど、シャイで引っ込み思案なんだけど優しく接してあげれば案外すぐに心を許してくれるところとか、不器用でどんくさいところとか、ミュージモンとドカモンが「庇護欲をそそる」(←意訳)って言ってたのも分かりますね。

レギュラーキャラなんですけど、レギュラーから外れそうな立ち位置が惜しくもあり美味しくもあるキャラクターだと思いました。

アプモン23話感想

 最近youtubeどうなっちゃったわけ?分刻みで固まってホントイライラする。お手軽さが売りのyoutubeに読み込みの速さ取ったら何が残るんだよ…アホか。

 

 まあどうでもいい愚痴はこのくらいにして。

 

 今回は敵側の幹部、ミエーヌモンとの決戦です。極みアプモンへと進化したミエーヌモンによって仲間のアプモンを操られたハルたちは絶体絶命の大ピンチでした。そこに駆け付けたのは、前回極みアプモンを極めた、レイとハックモンのコンビ。

 この戦闘でハックモンの極みアプモンの能力は初披露となりましたが…その能力は治癒。ミエーヌモンの操る能力は、相手の身体に傷をつけないと発揮できないようなので、極み進化したハックモンとは相性最悪です。

 一気に形勢逆転され、ミエーヌモンは敗れました。

 

 今回は、そうですね…ミエーヌモンに辿り着くまでの小ボスとの戯れや、ミエーヌモンとの戦闘シーンがかなりローテンポでイライラしました。「味方を操られているんじゃ攻撃できない…!!」「俺たちに構わないで攻撃してくれ!!」っていうやり取りは必要なものなんですけど、あまりにも会話が長引くとやっぱりウザいですね。

 しかし、ピンチに駆け付けてくれたレイ&ハックモンのコンビは普通に格好良かったと思うので、プラスマイナスで比較的プラスの印象で結論がでました。

しかし、一つだけ突っ込んでおきたいことが。

 

 ワルダモンの能力、リバイブモンの能力から逆算しただろ!!

 

 ってことですかね(笑)

 あ、ワルダモン、リバイブモンはそれぞれ、ミエーヌモン、ハックモンの極み進化形です。

 悪いことだとまでは思わないけど…あまりにも単純だと、やっぱり突っ込みたくなるじゃない?笑

アプモン22話感想

 今週のアプモンは…レイのアプモン、ハックモンのパワーアップ回。20話、21話と極みアプモンへのパワーアップ回が続きましたが、その流れの延長線上にある話ですね。

 前回の感想で、アプモンが極み進化をするにはアプリンクの相手になるアプモンのご機嫌を取らないといけない、という風に書きましたが、ここに来てまさかの第二の選択肢が浮かんできました。それは、相手になるアプモンをコテンパンにやつけること。

 ここで、アプモンの設定についてちょっと整理しましょう

 アプモンは、戦闘に敗れてしまうとアプモンチップと呼ばれるDSのカセットみたいなものに姿を変えてしまいます。そして、主人公たちはアプリドライブにそのアプモンチップをセットすることで、アプモンを具現化したりアプリンクの能力を使ったりすることができるわけです。

 ということは、戦闘に勝ってアプモンチップの姿へと変えてしまえさえすれば、相手のアプモンの意思に関わらず、アプリンクが可能なわけです。

 そして、それをやってのけたのが、今回の主人公レイくんでした。

 

 さてここで、本編の内容を振り返ってみましょう。

 今週は、レイの過去と、パワーアップイベントとなっていましたが、その具体的な内容は…

 

リヴァイアサンに攫われた弟のはじめを追っていたレイは、ついにリヴァイアサンの居城、ディープウェブの存在に辿り着きますが…逆に、リヴァイアサンに自らの正体を探られそうになってピンチに陥ります。そこで助けてくれたのがハックモン。ハックモンは、レイがリヴァイアサンを追っている目的を知っていました。ハックモンもリヴァイアサンについて、「どうしても許せない」とすら思っているようです。レイのハッキングの能力を買っているハックモンは、目的は一致するはずだとレイに協力を持ちかけますが…レイは「誰も信じない」とそれを拒否しました。

その後、リヴァイアサンに辿り着くための鍵になるアプモン、デジップモンのところへ一人で辿り着きます。しかし、人間のレイが叶うわけも無く、返り討ちにされかけてしまいます。そこに駆け付けたのがハックモンでした。結果、何とか逃げ切ることができました。

この一件を通じて、友情っぽいものが芽生え、晴れてバディとなりました。

そしてそれから時を隔てて今、ハックモンの極みアプモンの相手がデジップモンである、という事実がハックモンにより明かされました。レイはハックモンをパワーアップさせるために、デジップモンにリベンジに向かい…

 

というような感じ。

 

他の三人の展開と違った種類のものになっていたので、この展開の方が違和感を感じてしまうのですが…むしろ、こっちの方がしっくりくるような気がします。敗れたアプモンはチップに姿を変える、という世界では、デジップモンの力を手に入れるために討伐に向かおうというレイの思考はやはり自然なように思われます。

 

 一応、最終的には、デジップモンはレイとハックモンの力を認めたようなセリフを言っていました。その点、つまり「極みアプモンの相手から気に入られた」という結果だけ見れば、他の三人と一緒なのですね。しかし、明確に違う点が一つ。

 それは、レイが、ボコボコにしてやろうという意思を持ってデジップモンのもとに向かったこと。デジップモンと再会した際に「俺のアプモンバンドのコレクションに加わってもらう」と挑発していることからも、やはり最初っからデジップモンを倒すつもりだったようです。「極みアプモンを極める」ために「デジップモンを倒す」という、目的と手段が与えられた上で、それに向かって頑張ったのって、主要四人の中ではレイだけでした。

 他の回とくらべて今回の話がしっくり来ていたのは、こういう事情もあると思いました。

 

 

メモ

 設定的に矛盾しているのでは?と思うところが細々と他にもあったことにはあったんですけど、まあそれはいいです。

 そんなことよりも、デジップモンのキャラ付けと、デジップモンとの戦闘が面白かったです。

アプモン21話感想

 今週のアプモンの感想は…可もなく不可も無く。こう書くと、今週の内容はつまらなかったというような印象を受けるかもしれないですけど、つまらないこともありませんでした。こういうところを踏まえた上でやはり可もなく不可も無くって感じです。

 

 さて、今週はエリメイン回なんですけど…

 

 アプリ山470の選抜をかけて、エリが猛特訓する話。エリを特訓するのはコーチモンというアプモンなんですけど、コーチモンはリヴァイアサンの手下のミエーヌモンの直属の部下。勿論、エリの特訓も、エリを陥れるための戦略みたいです。

 特訓メニューとして無茶難題を押し付けるコーチモンでしたが…へこたれないエリの熱い闘志によって己のコーチ魂に火をつけられてしまったコーチモンは、ミエーヌモンの部下をやめてエリに寝返りました!!

 そしてなんと…コーチモンは、ドスコモンが極み進化するために必要なデジモンだったのです!!

 

 というような話。

 コーチモンがドスコモンの極みアプモンだっていう設定自体は意外性があって面白いんですけど、エリがそもそもそんな熱血キャラじゃないので、ちょっと展開を極み切れてない感じがしました。なんかイマイチ盛り上がりに欠けると思って観ていましたけど、問題点はココですね。

 「普段はクールな女の子だけど、アイドル関連のことになると一変して熱血キャラになる」っていう風にこれまで描かれていたなら、彼女のギャップとして魅力的に見えた話だとは思います。しかしなんせ、日常会話で突っ込まれることも突っ込むこともありーの、冷静なお姉さんキャラかと思えば小学生のアストラとの喧嘩仲間として描かれることがありーの、占いにのめりこむ描写ありーの、といった感じなので…「ああ、またいつもの暴走か」って思ってしまって、イマイチ展開に入りきることができないんですよね。

 エリのキャラ設定の土台の脆さはこのブログ内でも何度か言及してきましたけど…こういう話があると、やはり勿体ないと思ってしまいました。

 見切り発車は危険ですね。

 

 ところで、全く別の話になりますけど…

 

 極みアプモンって、かなり設定があやふやなんですよね。

 そもそも極みアプモンの存在が明かされたのは、16話、つまり今から5話前の話でのことです。このときはハルの相棒、タイムモンが登場して、自らがドガッチモンの極み合体の相手であることを明かしていましたが…ここで、彼は「自分が認めた相手じゃないと極み合体しねーよ」というようなことを言います。

 つまり、極み合体をするためには、相方のアプモン(タイムモン)のご機嫌取りをすることがカギになります。アプリンクできるアプモンは一種類のみ、と物語のかなり冒頭の方で明かされているので、絆が芽生えたアプモンとなら誰とでもアプリンクできるって話ではないんですよね。また、ハル、エリ、アストラそれぞれのデジモンの極み進化の回を観直しても、パートナーデジモン、あるいは人間が成長しないと極み進化が発動しない、というわけでもないことが明らかです。やはり、極み進化をするために必要なアプモンに気に入られることが絶対条件、と考えてよさそうです。

 おかしな設定ですね。

 一応言っておきますけど、これ、公式な設定じゃないです。あくまでも、物語の展開から逆算するとそういう結論になってしまうよ、って話です。

 じゃあなぜ、そんな設定が生まれてしまう物語の流れができあがってしまったのか、といいうことになってきますけど…16話の影響が大きいのかな、と思います。

 16話でタイムモンは「今のお前たちとじゃ極み合体できない」と言いましたけど、その理由については全く説明しませんでした。そうなってしまうと、もう理由を補足する機会って与えられないんですよね。

 いざパワーアップ回に突入!!というタイミングで理由を付け足すのはかなり無理があります。5話という短い期間で三体のアプモンがパワーアップしたことを考えても、脚本家同士の連携は取れてないと考えるのが自然でしょう。片や「極みアプモンに気に入られたから合体できたんだ」という話になってしまい、片や「人間が成長したから合体できたんだ」っていう話になってしまい、片や「いやいや、ベースのデジモンが強くなったから合体できたんだ」って話になってしまうと混乱を招きかねないので、それを避けるためにも具体的な理由については言及しないのが利口な選択なんでしょうね。

 結果、確かに大混乱は回避されていたとは思いますけど…霞がかかったようなボヤボヤっとした印象が残る三大パワーアップ回となってしまいました。

 見切り発車って危険ですね。

 はやり、結論はコレに落ち着きます。

アプモン20話感想

 さよならアストラ!? ドリーモンの悪夢!

 

 アストラのメイン回。父親から「京都の寺に修行に行かないか」と提案されるシーンから物語はスタートします。

 父親が過労で倒れてしまったこともあり、アストラは自分の将来について真剣に考えました。自分が家を継がないと、歴史のある茶道の家元が潰れてしまう。それは阻止したいと考えるものの、アプチューバ―を止めたくもありません。

 そこにドリーモンが表れて…

 

 というお話

 

 ちょっと順番を飛ばして結論を出してしまったかな、と思いました。アストラは世界を救うために今京都の寺に修行しに行くわけにもいかないにも関わらず、その事情を完全に忘れて個人的な将来について考え始めてしまっていました。「将来について悩む」お話であるはずなのに、結論ありきで進んでしまっていた感じが否めません。

 どうしても「今」アストラの将来について決定する必要があったのか?という疑問も残りました。例えば…「中学生に上がると同時に」くらいの時期で修行に行くのであれば、リヴァイアサンの事件が解決していそうなので、アストラに選択肢が生まれると思います。「今」アストラが将来について考えることへのきっかけは、父親が過労で倒れることで与えられているので、十分だと思います。また、京都の寺という遠方に赴くのであれば、それなりの準備期間も必要なこと。そういった事情も考えてこれくらいの時期の方が自然なのでは?と思いました。

 最終的に、アストラは、ドリーモンに見せられた悪夢の中で「飛鳥流アプチューブ茶道を確立する!!」という結論に達しました。「両方を取る」という選択をした理由が特に説明されないのはちょっと残念な気もしますが、悪夢の中での土壇場の根性には説得力がありました。もしかしたら、「両方を取る」という選択をしたことよりも、「両方を取るためにアストラがこれから何をするのか」というところが重要になるかもしれないですね。

 本日の感想をまとめると、「アストラの将来の話」として見ると微妙な話でしたが、「ミュージモンのパワーアップ回」として見るといい話だったと思います。言うのは二度目になりますが、アストラの根性には説得力があったと思いますし、パワーアップ回にキャラクターの将来設計を持って来たのも好印象でした。

アプモン19話感想

 ネットの海が大ピンチ! 『トキ』は来た、極アプ合体!!

 

 今週のアプモンは…ちょっと偶然の力に頼り過ぎかな?と思いました。

 

 今回は、世界の七割の人が使っているスマフォのOSがヴァイラモンによって汚染されてしまったというこれまでにない危機が起きたわけですけど、それに対して「ガッチモンが極み合体をしないと解決できない」という条件が示されなかったのがまず残念。そして、「どうすれば極み合体できるんだろう」という疑問に対して答えが何も示されなかったことも続いて残念。また、「ハルがウィルスの汚染源を破壊しないといけない」という状況に恣意的に辿り着いてしまったのも残念ポイントでした。

 なんというか…全体的に、話の流れが行き当たりばったりなんですよね。浅い深いに関わらず、理由は何も用意されてないです。逆に、上に挙げた三点さえ押さえていれば、説得力のある展開になっていたと思います。

特に行き当たりばったり感が顕著になっていたのは…ハル一人がウィルスの汚染源に辿り着いてしまう展開でした。具体的に説明すると、敵のトラップを回避したりしているうちに仲間とはぐれてしまって、結果ハルのみがウィルスの汚染源に向かうという展開。「現段階で登場しているアプリドライバーの中で極み合体に辿り着くことができる可能性を秘めているのはハルとガッチモンだけなので、前代未聞のクライシスを目前にして、みんながハルとガッチモンの可能性にかけた!!」というような話でもないんですよね。

 う~ん。

 そもそも「仲間と離れてハル一人になる必要はあるのか?(いや、ない)」という問題もあるんですけど、そういう展開にするなら、これまでに培った信頼関係みたいなものが示される内容にして欲しったと思うところです。

 用意された展開に対しては何かしらの意味が与えられていないと、お話として冗長な印象が強くなってしまいます。

 結局、偶然ハルだけが汚染源に辿り着いて、偶然極み合体が発動して、事件が解決しました…という箸にも棒にも掛らない内容になっていました。

 偶然に事が起こるのは必ずしも悪いことでは無いと思います。しかし、偶然に必然性を感じられる意味を用意して欲しいところですね。

アプモン18話感想

勇仁「俺、前の学校でジュニアチームにいたんだ。皆に色々教えてやるから絶対優勝しようぜ!!」

 

 と、小学四年生のときのこと、ハルのいる学校に転入してきたばかりの勇仁はクラスメートに告げました。新天地で活躍しようと意気込んでいる、球技大会のサッカーでクラスを優勝に導こうとしますが…

 ワンマンなところがあって、クラスメートは離れて行ってしまいました。何がいけなかったんだろうと悩む勇仁。そこに「サッカーを教えてほしい」と話しかけてきたのがハルでした。

 下手なのに楽しそうにサッカーをするハルを見ているうちに、勇仁は、自分がまわりが見えていなかったことに気付きます。そして、クラスメートたちも、勇仁とハルが楽しそうにサッカーをする姿を見て、勇仁にまた一緒にサッカーをしようと話しかけて来るのでした。

 球技大会の結果は準優勝。来年こそは優勝しような、と話す勇仁とクラスメート。

 そして勇仁はハルに「友達になって」と改めて話しかけるのですが、ハルは「もう友達でしょ」と返すのでした。

 

 

 というのが、タイプが真逆のハルと勇人が友達になったきっかけの事件です。

 そして、もしかして、ハルの人柄に関して初めて掘り下げた描写があった回かもしれません。

 しかし…仲間外れになってしまっている転入生に自分から話しかけるって、ハル君、凄まじい勇気の持ち主ですね。お話の最後の方で勇仁が「俺にとってはハルの方が主人公タイプに見える」と言っていたけど、なるほど、こういう過去があってのことなら納得です。

 このアニメを観ていて、初めて春に対して好感が持てた瞬間かもしれないです。

 

 しかし…

 

 勇仁視点でのハルとの友情が語られる一方、ハル視点で勇仁との友人関係が語られることが無かったのが、今回の話で残念に思うポイントでした。

 今回の話の一番の見せ場は「勇仁が乗っている暴走列車をハルがなんとかして止める」というところだと思いますけど、そこにハルの「勇仁を助けたい」という感情が絡むことが一切なかったのが具体的な残念ポイント。事前に、ハルの勇仁に対する思いが何らかの形で語られていれば事情は違ったと思いますけど…そういったものが一切ないので、正直、列車の中にアイちゃんが乗っていようが勇仁が乗っていようが、本質的には変わりない話となってしまいました。いつもの、不特定多数の人間を心配して奔走するハルの姿と何ら変わりないです。

 また、ハルの活躍がアストラに乗っ取られたのも追加の残念ポイント。

 「暴走しているレッシャモンからLウィルスを除去したのはいいものの、レッシャモンは強すぎるウィルスのせいで気絶してしまった!!レッシャモンが起きなければこのままでは電車は…!!」というシチュエーションで、「車内放送を聞かせてレッシャモンの目を覚ます」という打開策を示したのはアストラでした。ハルは…「頼むから起きてよ!!」っていうようなことを必死に言っていただけ。

 「ミュージモンが色んな音楽を記憶している」って設定が生かされたのは面白いと思いましたけど、せめて、事件解決の糸口に繋がる助言する役割くらいはハルに与えて欲しかったです。