アニメとかの感想書留

ブログ名の通りです。映画に焦点を絞りたいな、と思っております。カテゴリーの一覧はこちら→http://animekanso.hatenablog.com/entry/2016/04/07/124605

超ノレる!2ヶ月ぶりのアプモン感想!!

 最後に更新してからついに二か月経ってしまったアプモン感想シリーズ。ブログは更新してないですけど、毎週ちゃんと観てます。この世に溢れるクソアニメと比べて、アプモンは希少種の良心的な部類のアニメなので、私としても安心して楽しんでます。

あ、一応注意しておきますと、私が言うクソアニメとは

 

・お話を作る気が無い(設定を並べるだけ)

・ネタに走る

 

 この二つを満たしているものです。アプモンはこの二つのタブーを今のところは犯してないので、視聴者に誠実なアニメだと私は思っています。

 じゃあなんでそんな高評価のアニメの感想をしばらく書いてなかったかというと…重いから。

 クソなものをクソって言うのは、まあこれでも言い方っていうものには気を付けているつもりですけど、あんまりその行為自体には抵抗感はないです。でも、お話の完成度はとにかく、一応お話を作ろうという気配を見せている誠実なアニメを批判することは、心理的に億劫です。肩が掠っただけで怒鳴り散らすモラハラクソジジイには戦ってやろうって気持ちは芽生えるけど、夜泣きの酷い子供に殺意は芽生えません。そんな感じ。

じゃあ批判するなって話なんですけど、これは書いている私の性格なので無理。セーラームーンcrystalの感想を書いているときに「愛が無いと批判もできない」(←勿論嫌味ですよ?)ということを悟ったので、実を言うと個人的には「批判」という行為そのものにそこまで罪悪感のようなものを感じているわけでもないんですけど、「ブログを読んだ人にアプモンに対するマイナスイメージを与えたくない」ってことを考えると、やっぱり足踏みしますね。

大勢の人に影響を与えるからちゃんとした記事を書かないと!!という使命感があるわけでもないし、第一、このブログにそんな力はありませんが、ネットの文章は誰かしらが見ているものです。こういう言い方は下品だと思いますけど、承知の上で言わせていただくと、自分の考えを持たない、論理的に考えることができない人というものは一定数いて、そういう方は単語が持つイメージに流されて変な思い込みをしたりするので…そういう方を悪い方向性に刺激してしまうこともあり得るので、やっぱり恐いです。

 「悪い方向性」というかなり漠然とした言い回しになりましたが、具体的なことは察してください。

あ、こういうわけで更新が止まりました。

 

 

空白期間の感想

 いずれ、書いてない分の感想もちゃんと書きたいなぁと思っております。

 しかし、今すぐには無理そうなので、ざっくり感想を書いてしまおうと思います。

 まずは、改めてメイン入りした勇仁について。よく練られているキャラクターだと思いました。まあ、彼がアプリドライバーとして認められるために課された質問の内容が「命をかけて守りたい友達はいますか?」っていうあまりにも重すぎる…というか、一部の層が喜びそうな言葉だったのがちょっと引っかかりましたけど、それ以外は「主人公の親友キャラ」の良いことろを総て持っていると思います。追加戦士ということでしばらくは彼に焦点が当てられた話が続くことになりましたが、彼の視点で主人公のハルがどういった人物なのかという過去がいくつか明かされ、これまでの30話近くの期間の中で何の感想を持つことができなかった無味無臭の主人公新海ハルの株価が私の中で急上昇しました。(説明が長く面倒臭くなりそうなので詳しいエピソードは省略しますが)それまでは何となく漠然と「優しい」が売りのキャラなのかなって認識でいたんですけど、「他人の痛みを考えることができる強い」そして優しいキャラなんだなって思い改めることができるようになりました。

 また、友人のバディアプモンのオフモンも絶妙なバランスの良キャラだと思いました。「引っ込み思案で臆病で人と距離を置く」っていう性格で、かじ取りを間違えれば空気キャラになる可能性が大なキャラクターでしたが、トラブルメーカーになることで上手く存在感を醸し出してシナリオを動かしてくれていたと思います。トラブルメーカーにありがちな単純にウザいキャラに成り下がらず、かわいい路線で確立できていたのも好印象。ここら辺はキャラ設計が整っていたというよりも…シナリオの力だと思います。29話でガッチモンが家出する話、原因はオフモンにもあるんですけど、後腐れさせずにハルとガッチモンの仲を深めた形で纏めたところとか、他の正統派を気取るクソアニメとは一線を画している話だったと思います。

 また、オフモンのパワーアップ回は、今のところアプモンの中でもトップ3に入るくらいの完成度を誇る話だったと思います。「勇仁を信じて力をマスターする」っていう展開は臆病者のオフモンっていうキャラクターの根幹にある問題に通じていると思いましたし、それハルのサポートも絶妙で、勇仁とオフモンがメインの話なのに「やっぱりハルがアプモンの主人公なんだ」と感じる内容になっていました。

 こうして振り返って感想を書く中で、やはりオフモン関連の話は良いものが多かったと改めて思いました。

 一方で、他にも好感度がじわじわ上がったキャラはいます。エリです。そう、私がこのブログの中で散々「空気」と馬鹿にしてきた(←わけではないけど)あのエリです。

 エリはメインエピソードが多く、おそらくその数は主人公さえ凌ぐのではないかっていう勢いなんですけど、それらのエピソードがアイドルの活動一本に絞ってあるので、「トップアイドル目指してます」って言われても違和感なく受け入れられます。35話でエリは470人のアイドルユニットの中で10番目にまで輝くことができるのですが、途中途中ちゃんと成長している姿が描かれていたので受け入れることができる展開でした。

 「みんなを笑顔にさせたい」っていう面接の志望動機のような理由でアイドルになった彼女ですけど、総選挙のエピソードでは「一番笑顔にさせたかったのはお母さんだった」っていう後付けっぽい秘話が語られ、説得力があると思いましたし、感情移入できる理由だと思いました。

 そんな感じで、エリはもう空気とは呼べないなー、って。まあ、アプリドライバーたちには共通点が見られない(←個性がバラバラなのは大切かもしれませんが、共通点が無いのはダメです)ので、他の人物が主役になると途端に空気になってしまうのが悲しいところですが…

 さて、共通点が見られないという話をしたので、なぜこれがいけないのかを説明します。さっきも言いましたけど、誰かしらが毎回空気キャラになってしまうからです。現にレイはリヴァイアサン討伐に一番熱心なのに、別のアニメのキャラみたいになっています。アストラはもっと悲惨です。20話に「アプチューバ―と茶道の両方を取る」って選択をしてからメインエピソードが一度も無く、もう合コンの数合わせに呼ばれているような存在価値しか持たないキャラクターになってしまっています。

 うーん、冒頭に書きましたが、設定を羅列するだけじゃなくてお話の中身を作る気持ちがあるアニメですし、現に一話一話の話の作り方は丁寧なつくりになっているので、ちゃんとアストラのメイン回さえ用意してあげればいい話を作ってくれそうな気はするんですけど…

 やはり、真の意味でまとまりが無いキャラ集団、ハルと勇仁の関係性とは違い、お互いに何かしら思うところが無いようなキャラクターの集団になってしまうと、可能性を引き出しきれないっていう事態が発生するんですね。

 う~ん、お話作りって難しい。