アプモン感想39話
今週は久々にアプモンの感想を書こうと思っていたんですけど、この話自体にどうこう思うことはありませんでした。なぜなら、新たに手に入れたアプリドライブDUOの能力説明や、これからしばらくのお話の説明のために用意された回だから。以下の二点を覚えておけばいいです。
・アプリドライブDUOでは極みアプモンの時間制限は存在しない
・勇仁を助けるためにはアルティメット4を全員撃退しなければならない
二番目については明言されていたわけではないけれど、アルティメット4それぞれの城を攻略しないと辿り着けないっていうことはそういうことです。まあ当然全員倒すんでしょうけど、サテラモンと言い、最近新幹部の登場と撤退のサイクルが早いですね。あと2、3話で倒されるとすると、登場してから10話持たなかったことになります。しかも、初登場以来ろくに出番があったのって、37話からだし。
私はモンスターデザインについては全くの素人なんですけど、素人目にも凝ったデザインのモンスターが多いなぁと思う完成度の高さなので、こういう使い捨ての仕方をするには惜しいと思いました。
本当に必要か?変身時間制限
極みアプモンでいられるおは60秒っていう設定があったので、今までは極みアプモンのにアプリンクするのは控えめにしていました。アプリドライブDUOを手に入れたことで時間制限が無くなったそうです。
アプモンに限らず、このての縛りって結構あるんですけど、ことさら時間制限については毎度毎度「本当に必要か?」って疑問に思うところではあります。このアニメについては、時間制限のせいでピンチになったことは無いですよね。リヴァイアサンの居城ディープウェブに行くことができないっていう理由になっていたのでまだ死に設定とまでは言えない(ことを願う)んですけど、戦闘方面に限っては時間制限のせいで負けたことはありません。
極みアプモンに進化できるようになってから初めての強敵はサテラモンだったはずですが、彼との戦闘も良い意味でパワーバランスが練られていたので、時間制限の設定は殆ど無かったことになってしまったという…
まあ、「ここぞという時にしかパワーアップしてはいけない」っていう縛りは、人間が戦うわけではない(わけでもないときもあるけど)デジモンっていうシリーズアニメでは、緊張感を醸し出すために必要な要素かもしれないです。しかしシナリオ上何度も段階的に必ずパワーアップしてしまうことを考えると、時間制限は紙合わせが悪いかもしれませんね。
仮面の宿敵!クラウドの正体
はい、雲竜寺ナイトです。未だに謎の仮面男としてクラウドっていう敵が出てきているんですけど、これ、何の意味があるのかちょっと分からないんですよね。
クラウドの正体の雲竜寺ナイトは、リヴァイアサンの牛耳るL copeっていう会社の高校生CEOです。それは即ち、クラウドの正体がバレてしまったらL copeの正体も主人公たちにバレてしまうということ。シナリオ的には明かすタイミングではない、しかし、雲竜寺ナイトと主人公たちを絡ませておきたいから「謎の仮面男クラウド」という形で登場させたのではないか、私はそう思っていました。っていうか大体の人はそう思っていたと思います。
しかし雲竜寺ナイトさん、主人公たちにはもう敵だって知られてしまっているんですよ。しかも、「L copeがリヴァイアサンの会社だ」→「そのCEOの雲竜寺ナイトは要注意人物だ」→「やっぱり雲竜寺ナイトは敵だったのか!!」っていう順序で。ぶっちゃけもう、彼が仮面を被る必要は全くないと思うんですけど…
一体何故正体を隠す?
何かまだ隠されている秘密でも?あると願いたい…。