アニメとかの感想書留

Twitter「@kanso_na_kansou」https://twitter.com/kanso_na_kansou

ひとに語れる!?”パイナップル酢豚”の裏の意外な生い立ちとは?

ってなんかノリでアフィリエイト収入を目指している人みたいな見出しをつけてしまいました(失笑)

 

今日言いたいことは、「納得できること」は人それぞれだっていうことです。まあ、めちゃくちゃ当たり前のことなんですけど。

 

まずその話をする前に、酢豚にパイナップルを入れるようになった経緯を、個人的な感想も交えて説明します。

私、酢豚に入ってるパイナップルって大嫌いなんですよ。いや、酢豚もパイナップルも好きなんですけど。酢豚にパイナップルを入れるのが苦手なんです。調和してないというか…チョコレートとごはんを混ぜて食べてるいる感じ。
で、当然、「何でそもそも酢豚にパイナップルを入れるようになったの」「誰がこんな(馬鹿げた)ことを考えたの?」と思って調べるわけですが…
大体が

 

・肉を柔らかくするため
・味をまろやかにするため
・酸味のバランスを取るため
・栄養素の問題

 

などが出てきます。
みんな「それらしい」ことを書いてはいるんですけど、それぞれ言ってることがバラバラです。
まあ、「酢豚にパイナップルを入れる意味」で考えれば、理由は1つでも100個あっても構わないと思いますけど、私が知りたいのは「パイナップルを入れるようになった経緯」。ルーツを知りたいんですね。ルーツは100個あったら困ります。
しかし、どの情報を漁っても、私が「それらしい」と思えるものに出会えないんですよね。酢豚にパイナップルを入れるっていう発想、どこか猟奇的な気がするんですよ。栄養素とか調理的な話を持ち出されると納得しかけるんですけど、最終的にパイナップルに行きつく一押しが弱く感じられて、負に落ちないんですよね。
そんなところ、(結構前の放送なんですけど)東京MXの5時に夢中で、専門家の方がそのルーツについて説明していました。その内容というのは、

 

・パイナップルは昔は高級食材だった。酢豚に高級感を出すために入れたのが始まりだった。

 

とのこと。

 

う~ん、なるほどなぁ

 

と、今度こそ腑に落ちました。「普通の発想では辿り着かない」と思っていたためモヤモヤしていたものが、なんかスッと胸の奥に落ちて行く感じ。
そりゃあ私の世代じゃパイナップルなんて高級食材でも何でもないので、奇抜なアイディアに思えて当然ですよね。

 

ちなみに、番組内で言及されていたんですけど、パイナップル酢豚に関しては明らかな嘘の情報も信じられているそうです。
今挙げた中だと一番上。「肉を柔らかくするため」ってやつ。確かにパイナップルには肉を柔らかくする物質が含まれているんですけど、それは一瞬で熱に分解されるため、フライパンの中に最後にパイナップルを入れるこの料理に関しては大嘘ということになってしまいます。
私は「肉を柔らかくするのにわざわざパイナップル使わなくてもいいだろ!!」と思っていたので(どんだけ嫌いなの)端からこの情報は疑わしいと思っていましたが…
まあ、他の三つや、ネットを漁っていて見つけた別の情報に関しても、私はかなり疑わしいと思っています。というより、「パイナップル酢豚好きが考えた意味づけ」っぽいなって。

 

でも、逆に言えば、パイナップル酢豚が好きな人からすれば、納得できる情報なんだろうなって思います。

 

これが、今日一番言いたかったことです(笑)

 

私からすれば、パイナップルに酢豚は「常識では考えられない」「奇抜な」アイディアなので、どの情報も全然納得できないものでしたけど、
ある人からすれば、パイナップル酢豚は「おいしい」アイディアなので、美食を求めて辿り着いた先がパイナップル酢豚だった、とうストーリーの方が納得できるわけですね。
多分、そういう人たちからすれば、高級感を出すために入れた、という(しょうもない)理由の方が「腑に落ちない」んだろうなぁと感じました。

 

人間分かり合えない(笑)

 

アプモン感想まとめ その1

*************************アプモン感想まとめ その1*************************
アプモンの感想のまとめを書きます。
でも一気に書こうとすると一年後とかになりかねないので、取り敢えず現段階で集中力が続くところまで書いて徐々にアップ。そして最後に一つの記事にまとめようと思います。
本当は最初の方から振り返って書いて行こうとも思っていたんですけど、感想を読み返したり録画を見直すのが面倒くさいので、記憶が新鮮な後の方から振り返って書こうと思います。


/*-------この作品で一番大切なことは?---------*/
これを探すのが難しい。その時点で物語としては若干アウト。だからと言って悪いとも断言できないのですが…
私が考えるにこの作品の一番重要なところは…選択を積み重ねることの大切さだったんじゃないかなと思います。第一話でも、「あなたは主人公ですか?」という問いにYES NOで答えるシーンにかなり(しつこく)気合いを入れているのが分かりましたし、最終回でも主人公のハルは一応重大な決断をしました。
 ※一応、と書いたのは、それまでのハルの人格の描写によっては「ハルが作中で成長した」と考えることもできるけど、ハルは作中でも割と人物描写が疎かにされていた部類に入るので、実際にはサイコパスに見えてしまったという意味を込めています。詳しくは最終回にの感想へ→http://animekanso.hatenablog.com/entry/2017/09/30/183135
テーマの選び方自体は悪くないのではないかな、と思います。って書くと上から目線ですけど(^^;
というのも、AIが人間の完全上位互換であるアプモンの世界において、衣食住などの生活環境に関する大抵の望みは望みはAIが叶えてくれるので(※)、「生活をするために時間を売る」(もっと言えば、時間を換金する)という生き方ができなくなるからです。まあ完全に個人的な想像になるんですけど、そういう社会が到来したら、今とは時間に対する価値観がまるっきり変わると思います。限られた時間をどう使うかというのが、感覚的な人間の幸福度を左右する大きな要因になり得るのではないかと思います。そういった意味で、選択をすることや、自分が自分のボスになれるかといったところは、人間を完全に超越したAIを舞台背景にした世界観では大切になるのではないかと思いました。
しかし、やはり物語のテーマとしては弱いかなと感じるところもあります。というのも、キャラクターがどのような選択をしたか、どのような生き様を描いたかということに幸福の焦点があてられるのは、物語が物語として成立するためには必要不可欠な要素だからです。もうちょっと具体的に決めないと、テーマとしての指針は弱い気がします。
例えば、アプリドライブからハルへの質問の「あなたは主人公ですか?」というのも、「あなたはヒーローですか?」の方がもうちょっとしっくり来たような気がするんですよね…私もシナリオと蚊は素人なので断言できないんですけど、どうなんでしょうか。


/*----------結局、ハルは主人公になれたかどうか-----------*/
という書き方をしている時点でご察し化と思いますけど、私は、ハルは主人公になりきれなかったように思いました。
というのも、基本的にハルのしていることって、”身に降りかかって来た火の粉を払っているだけ”だからですよね。エリのアイドル活動のように、自分から叶えたい目標の一つや二つあって、それの障壁になっているからアプモンの引き起こす怪事件を解決しているっていうならもうちょっと違う印象になっていたとも思うんですけど。
最終回では、眠りに着いた親友を目覚めさせるために人工知能の勉強をし始めていましたが、まあ最後の最後になってようやく目標が見つかったというか、ハルの人生が始まったのかなという感じです。ただ、それらのことが全て”説明で済まされてしまった”ことがちょっと惜しいですけど…(^_^;)


/*-------皮肉なことに--------*/
作中で一番主人公をしていたのって、人工知能である勇仁だったと思います。
途中経過もそうですけど、最期、自ら死を選んだシーンは、何かを得る代わりに何かを捨てなければならないという、選択の本質により踏み込んでいたと思います。
まあハルもそうって言っちゃあそうなんですけど…サイコパスっぽいんだよなぁ。


/*-----そもそもアプモンは必要だったのか------*/
という書き方をしている時点でご察し化と思いますけど…(二度目)
アプモンがいたからこそ、アプモンのアニメとしての味が出ていたとは確かに思います。しかし、アプモンがいなくてもシナリオ上は問題が無かったように思われます。
というかぶっちゃけ、アプモンが邪魔でしたΣ(゚Д゚)
というのも、アプモンは単発で完結する話を何話も積み重ねる方式のアニメなんですけど、それぞれのエピソードで、アプモンと人間が関わることに寄って人間が(もしくはお互いに)成長するという要素が、話の軸に取り入れられていなかったからです。最初期の方のアストラとミュージモンのエピソードは、そういった意味でいいものが多かったと記憶していますが…
アプモンは毎回騒ぎを起こして狂言回し的な役割を持っていたりもしましたけど、それだけなら別にアプモンじゃなくてもいいし、ARフィールドでは人間もデータ化されて若干強いようなので、ぶっちゃけ強化スーツを着て人間が戦った方が手っ取り早い。
まあここら辺の話は、アプリユニバースに限らず、デジモンシリーズ全体が背負った宿命的な問題とも言えるかもしれないですが…
その点、初代は子供たちの成長を表すギミックとして上手く働いていたりと、うま~く色々な要素が噛合っていたという印象。
う~ん、自分でも言いたいことは纏まっていないですけど、要するに、”アプリモンスターは、主人公たちの本質に踏み込む存在になりきれなかった”と思っていただければ…


/*---------しかしやはり、アプモンは好き-----------*/
しかし、モンスターのキャラクターは完成度が高いと思いましたし、物語としての一貫性は無くても、オシャンティーなモンスターを観ているだけでも結構楽しかったです。毎週。


今日は疲れたのでここまでにします。

 

アプモン最終回感想

今日放送のアプモンの最終回「ボクたちのシンギュラリティー」の感想です。
本当はもっとじっくり時間をかけて書きたい気持ちがあったのですが、やはり放送直後に書きたい気持ちもあって、簡単にまとめてみました。
今回は最終回のこの話に注目して感想を書こうと思います。まとめの感想はまた別の機会に。

 

主人公、新海ハルについて
ちょっとなぁと思った部分が全てこの人物に関する事柄なので、さきにまとめて書いてしまおうと思いました。
一言でまとめると、「最後までよく分からないキャラだった」の一言に尽きます。今までも、ガッチモンを謎なくらいおろそかにしたり、知り合ったばかりのレイや、敵だったナイトを特に理由もなく命懸けて助けようとしたり…前回はバンジージャンプまでしていました。
しかし、行動的なキャラクターというわけでもなく、周りからの評価は「優しい」だったり、自己評価が「僕は主人公っぽくない」だったりと、なんだか不安定なキャラです。安定しないキャラとは、シナリオの都合に合わせて人格が変わる人物のことです。
そんな主人公、ハルが唯一ちゃんとしたキャラクターとしていられる状況がありました。そう、彼の親友(?)の大空勇仁が近くにいるときです。作中でハルの過去を知る人物が勇仁のみで、勇仁の口から語られるハルの人物像が一貫してズレることがないため、ハルと勇仁の絡みが中心になってシナリオが進む話は、ブレることはありませんでした。
そのため、勇仁との決着も安心して観ていることができるのではないかなと予想していたんですけど、ここに来てやはりハルのことが分からなくなる展開がありました。
そう、勇仁の命と人類の命運のどちらをふるいにかけるかという選択をハルに迫られる、あの最終局面ですね。
ハルは勿論、人類の命運を選びましたΣ(゚Д゚)
…彼は勇仁を殺し、人類を救う決断をしたのです。けっこうあっさり。
「そんな…僕には、無理だよ」とグズるのかと思っていたので、正直予想外で驚きました(イラつくよりはいいのかもしれないですけど)
まあ、どちらを選んでいても驚いたと思います。
しかし、ここに来て再確認したのは、「ハルが勇仁についてどう思っているのかがよく分からない」ということです。勇仁がハルをどう思っているのかは分かるのですが…
ここで、二話前のことを思い出しましょう。勇仁が人工知能だと知り、今までの思いでは偽物だと言われた彼は、敵を前にして戦意喪失するくらい傷心してしまいます。その落ち込みように、「あれ?ハルってこんなに勇仁のこと好きだっけ?」と疑問に思いました。勇人がハルに依存しがちなのは納得できる、と前に記事に書いたのですが…
そのときは結局、ガッチモンの慰めにより…という話ではなく、ガッチモンの慰めもきかなかったのに、勇仁にはリヴァイアサンに作られたのではない勇仁の心があると知った途端、超元気になりました。
しかし、今回はあっさり、その勇仁の心を消去する道を選びました。ハルは
「いつか君を救い出す」
と言っていましたが、リヴァイアサンは勇仁の心を消去すると言っていました。人間の命と一緒で、消去されたデータは戻って来ませんよね。つまり、勇仁は死ぬということです。
うーん…
あの落ち込み方からすれば、「勇仁がいない世界で生きていても仕方がない」くらいのことは言いそうですけど。
勇仁のこと、結局どう思っているんでしょうか?

 

大空勇仁
今回の主役(?)大空勇仁です。
友達の命を消すか、人類を助けるか、その二択を迫られた新海ハル。ハルは勇仁を消すことを選びます。勇仁を消去するボタンを押すところで、彼の手を止めたのが勇仁です。そして、自らそのボタンを押しました。
理由は、友達にそんな残酷なことをさせたくないから、だそうです。
最後の最後までハル依存症…じゃなくて、友達思いでしたね。
彼がアプリドライヴァーになるときのミネルヴァからの問いは
「命に替えても守りたい友達はいますか?」
という(重い)ものでした。その話が明かされた時点で、視聴者は、勇仁がリヴァイアサンを道連れにするために自ら破滅を選ぶ展開は予想していたのではないでしょうか?
しかし、こういう形で決断をするのは意外でした。ボルガ博士みたいに自爆するとか、そういう感じかと思っていた。
勇仁はハルに対してだけではなく、エリやオフモンに対しても優しいキャラでした(←他に絡みがあったのはこの二人くらい)。初めてまともにシナリオに絡んだ話では、電車の人ごみに潰されたエリに対して「この袋に吐いていいよ」とビニールを取り出した姿が個人的には印象的です。お母さんか!!
そんな彼の優しさがよく表れている最期だと思いました。

…まあ、このシーンをやりたいからハルをますますよく分からないキャラにさせたことを考えると、色々複雑なところはあるのですが(^^;

 

リヴァイアサン
この方も最後までちょっとよく分かりませんでした…
人類をアプリ化して、果たしてリヴァイアサンの知能って進化するのだろうか。支配しない方が人間はクリエイティブになれると思うんですけど…
人間を食べたり支配したり街を壊したり滅茶苦茶やっておきながら最後には「人類Good Luck」とメッセージを残して消えました。人類の可能性を試していた、とか?う~ん、そんなことする必要が無い、というかそんな話そもそも無かったような。
ところで、死に瀕して恐怖の感情が芽生えたシーンは、普通に可哀想だと思ってしまいました。
はじめくんは、「リヴァイアサンは肉体を持たないから嗅覚などが与える情報の重要性に気付かない」と言っていましたし、今回の話でも、肉体を持つことで悩みが生まれるとかいう話も出てきました。もしかしたら、リヴァイアサンが知能の発展のために得たかったものは、人間の支配では無く肉体だったのではないかな、とちょっと想像しました。

 

ミネルヴァ
最初から最後まで、選ばれし子供たちはこの方におんぶにだっこでした笑

 

あなたは主人公ですか?
ぶっちゃけると、よーわからん質問だなとずっと思っていました。
今回の話を見る限り、心を捨てて楽になるか、心を持って辛い現実の中で頑張って生きるか、どっちがいいですか?っていう意味だったのかなと思います。
しかし、今回の話を観て、ちょっとなぁ…と思いました。
というのも、リヴァイアサンに支配された世界って、人間の心は完全に消去されてしまうらしいので。これって、死んで楽になるか、生きて戦うか問われているのと一緒なのでは…?(アーロンさん?)
そういう意図ならそれはそれで別にいいのですが。
もし、「選択することの喜びと辛さ」を描きたかったのであれば、このリヴァイアサンの世界はそれを表現するのに適していなかったのではないかなと思ってしまいます。

 

その後の世界
デンエモン(←って書くとデジモンの一種みたいだけど)おじいちゃんがアプリアライズしたことにより、「そもそも勇仁はアンドロイドである必要があったのかな?」など、疑問が新たに色々と生まれました。
っていうか、死んだ人間がこんなに簡単に復活できるなら、勇仁もリヴァイアサンもミネルヴァも、あんなえげつない殺し方しなくてもよかっただろーが!!と、思いました。
ただ、なんというか、こっちの方がアプモンらしい気もするんですよね。というか、私自身、こういうライトなノリを楽しみに毎週観ていたのかな、と思いました。

 

感想「ありがとう!また会う日まで」

先日「どれみと魔女をやめた魔女」の感想を書いたときに、最終回について色々思っていたことを思い出したので書き留めておきます。

 

おジャ魔女どれみの最終回は、どれみが卒業式をサボる話。登校する途中で、この三年間で積み重ねた何もかもがこの卒業式を機になくなってしまうことに気付いて逃げ出したんですね。で、引っ越しの準備をしているMAHO堂に逃げ込みました
魔女見習いの仲間やクラスメートたちは、「ま~たいつもの遅刻か」と思っていたんですけど、いつまで経ってもどれみが現れないので「あれ?」と思う。
そこに時間を止めて現れたのがマジョリカで、マジョリカはどれみが学校をサボっていることを魔女見習いの皆に教える。魔女界の女王様ことユキ先生は、この場は私に任せて、と言っておジャ魔女のみんなをどれみのもとへ向かわせる。
それからどれみの居るMAHO堂おジャ魔女の皆やクラスメートたちが駆け付けて、どれみが学校に来るように説得する、という話になります。

 

う~ん、多分ファンサービス的な話だと思います。四年間で登場したゲストキャラたちの出番をふんだんに使おうと思ったらこういう筋書きになるのかなと。

 

まあ、それとは別に、実は私、この話が結構中々苦手なんですよね。

 

というのも、「どれみが卒業式を休んでしまうのも、アリなのではないかな」と思ってしまうからです。

 

そもそも「どうして卒業式が必要なのか」っていう話になりますけど、ぶっちゃけ、エンターテインメントですよね。意義があると思っている人は、卒業式っていう思い出が欲しいだけです(多分)。
勉強も教えて貰わないわけだし、校長先生のありがたいお話も週一で聞いてるから別に改めて聞く必要も無いでしょう。卒業式でしかできないことがあるとすれば、写真撮影会くらいじゃないでしょうか?

 

卒業式自体には目的があるわけでも何でもありません。

 

楽しむための行事なので、楽しめないのなら休んでも別に大丈夫なのでは?という考えです私は。

 

ところで、どれみの場合は、他の魔女見習いたちとは少し状況は違います。
あいこは両親が再婚してくれたので、おじいちゃんの介護も含めてこれから一緒に幸せを作る努力をする。
葉月は得意なバイオリンの道を究めたいと思っている
おんぷは、サクヤさんという自分がなりたい女優増を見つけた。それに向かって頑張りたい。
ももこはお父さんとお母さんについてアメリカに行く。特異なスイーツ作りを続けたいと思っている。
ハナちゃんは、魔女界の女王になって、人間界と魔女界の交流をマジョリカと一緒に頑張る。
というように、それぞれがこれからの生活に関して明確な希望や目標を持っているにも関わらず、どれみにはそういったものって一切無いんですよ。得意なことも特に無いし。
四年間楽しいこと、辛いこともたくさんしてきましたし、それは確かにどれみの中の財産になっているんでしょうけど、魔女になることをやめて人間になる道を選んだ時点で、この四年間の積み重ねも全てゼロになったことになります。
どれみの場合、卒業イコール本当にまっさらな野原に放り出されることなんです。積み重ねたものが大きいほど、反動は大きいでしょうね。

 

そんな状態、いい歳した大人でも心が不安になります。

 

どれみにとっての卒業式っていうのは、処刑宣告みたいなもんです。

 

一方、他の魔女見習いたちにとっては、新しい希望が芽生え始める春の息吹、といったところでしょうか。
そりゃ卒業式が楽しいでしょうし、思い出を作りたいと思うでしょうね。

 

ついでに言えば、卒業式が楽しくない人の気持ちが分からないでしょうね。

 

他の魔女見習い…というかどれみ以外のキャラと、どれみの心情の違いは台詞に如実に表れていたと思います。

「どれみちゃんの居ない卒業式なんて」「どれみちゃんが出ないなら…私出ない」というような魔女見習いたちの台詞が良い例でしょう。あと、ステーキで釣ろうとした家族や、ハナちゃんの「どれみが卒業式に出ないならハナちゃんの秘密を皆の前でバラす」もね。
「学校が大好き」とまで言っていたどれみが卒業式を放棄する心境を理解するよりも、いかにしてどれみを参加させるかっていうところに焦点が当てられているんですよね。

 

これにはざっと二つの可能性が考えられると思いました。

 

・「どれみが卒業式に参加しない」っていう現象は彼女たちにとっては問題なんだけど、どれみが内心どう思っていようが問題じゃないってことです。
・「卒業式=楽しい」という揺るぎない前提があるので、どれみが卒業式に参加さえすれば万事解決すると思っている。

 

どっちも中々厄介なパターンだと思いますけど、私は前者の方ではないかと思っています。

 

はっきりとした根拠は無いんですけど、「どれみちゃんが参加しないと、思っていた(楽しい)卒業式と違ったものになってしまう」っていう悲劇的な感情を読み取ってしまったもので(^^;

 

 

どれみにとって良い卒業式とは何だったのか
まあ最初にチラッと書いたように、四年間の締め、っていう部分が大きい最終回なので、お話として盛り上げようとするとああいう展開になってしまうのは必然なのかなとも思います。

 

だからここで、お話の都合を取り敢えず考えないで、どれみにとってあの一日を良くするためにはどうするべきだったかを考えようっていう話ですが…

私は、取り敢えずサボらせておいて、あとでささやかな卒業パーティーをする、のが正解なのかなと思います。

 

卒業式をサボるっていうのも、個人の大きな決断なので、意思を尊重してあげたいなと思いました。
卒業式が良い思い出になるのか悪い思い出になるのか、それは個人の意味づけの結果だと主張したように、「卒業式をサボった」思い出も、その後の本人の人生の過ごし方で良い思い出にも悪い思い出にもなると思っています。
どうせどっちに転ぶか分からないなら、取り敢えずは本人の気持ちを尊重してあげたいなと。

 

しかし、あの四年間が何の実りも残さなかったと、どれみに思い知らせてやるのも残酷です。どれみがいないと成り立たない特別な場を設けて上げることが必要なのかなと思います。別に盛大にやらない質素なものでも、本当に親しい人たちが集まってするものなら、十分どれみの心の支えにはなると思います。

 

結論
卒業式は卒業式。出ても出なくても大した問題じゃないので、それよりも今の自分を大切にしよう。

感想「どれみと魔女をやめた魔女」

おジャ魔女どれみどっか~ん。


私が物語を好きになった一つの作品でもある。なんかこの季節の境目の時期になると、思い入れが深い作品のことをふと思い出してしまうんですよね。

というわけで、本日は気まぐれで「どれみと魔女をやめた魔女」の感想を書こうと思います。

「どれみと魔女をやめた魔女」は、4シリーズ続いたおジャ魔女どれみという作品の中の最後の4シリーズ目の40話にあたる作品です。
どういう話かと言うと…


魔女見習いのどれみはある日、「みらい」という名前の魔女と出会う。どれみはこれまでの4年間の中でたくさんの魔女と出会って来たけど、みらいさんは「不思議な人(魔女)」という風に感じる。どれみはみらいの家に通い詰めるようになる。みらいからガラス工芸を教えて貰いながら仲良くなっていく。
どれみはみらいに自分の悩みを打ち明けるようになる。友達は将来の夢や光る才能を持っているのに、自分だけがまだ何も見つけられないという話をする。みらいは「見つからなくていいじゃん」と言う。
どれみはみらいの家で、ドレッサーの鏡にたくさんの写真が貼られているのを見つける。その写真はみらいの宝物らしい。写真には、色々な国の色々な人が映っていたが、みらいは国から国へ、町から町へとすぐに越してしまう、という生き方をしているらしい。(人間とは壽命の違う)魔女は、そうしていた方が不都合が生じないのだという
そして時間は経ち、ついにどれみは、グラスを作ることに成功する。しかし、みらいは明日には越してしまうという。みらいはどれみに一緒に来ないかと誘う。
一晩どれみは悩んだ。
夕方になり、一緒に行く決意をしみらいの家に向かったが、どれみが着いた頃にはもう引っ越しは終わり家はもぬけの殻。みらいさんと一緒に撮った写真、そしてどれみのつくったグラスが「またどこかで会いましょう」というメッセージと一緒に残されていた。


というような感じ。

好きなところは、やはりみらいさんのキャラクター。
人との思い出を大切にしているけど自分は永久にその大切な人たちの部外者、っていうみらいさんの生き方は、魔女の生き方の光と影を端的に表していて本当に好きなんですよね。
おジャ魔女どれみシャープの「魔法を使わない魔女」で出て来た魔女(名前は忘れたけど、マジョハートの娘)は、人間界でマジョハートとの過去の幸せな思い出を根拠に「人間界は魔女界には無い良い物がある」ってかなり強いあこがれを抱いている魔女。一方、時間の感じ方の違いで婚約者と結婚できなかったマジョドンは、そのときのショックから「人間なんて最低の生き物だ」って言い続けていた。前者の魔女は、人間界の良い部分しか最初から見ようとしていなかったし、マジョドンは逆に、悪い部分しか見ようとしていなかった。でも、魔女が生きていく上での両方の側面を正視した上で、人間界で生きていくっていう考え方をしている魔女が、この「みらい」という魔女のような気がするんですよね。

おジャ魔女どれみシリーズで、人間と魔女の寿命の違いが悲劇の源でした。特に最終シリーズのどっかーんでは大きく取り上げられた問題で、心優しかった先々代の女王様がマジョガエルの呪いを魔女界に残した過去がかなり詳しく描かれており、「人間と魔女が手を取り合って幸せを作り上げるみらいは来るのか」という問題に直結することだったと思います。先々代の女王様の呪いは最終的に解かれ、女王様が希望を抱いて人間界に赴くラストでこの話は幕を閉じましたが、正直、私としては「また同じ悲劇を繰り返すのではないか」という疑問は拭い去れませんでしたし、人間と魔女が共に過ごす未来、というのが具体的に想像できませんでした。
しかし、みらいさんの生き方は、その疑問に一つの大きな答えをくれたような気がします。
やはり、二つの種族の寿命の差は埋められず、そこから生まれる悲劇を防ぐことはできない。しかし、かつて先々代の女王が見出したような温もりが人間界にはあることも事実。みらいさんの生き方は、この両方の側面と向き合った上での、一つの魔女と人間との共存の仕方なのではないでしょうか。

ところで、あらすじを書くにあたって大分省略してしまったのですが、この「どれみと魔女をやめた魔女」、台詞の言い回しがものすごく好みなんですよね。
というわけで、以下にまとめてみました

 

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みらい「ガラスってね、冷えて固まっているように見えて、本当はゆっくり動いているのよ。この海の水みたいにね。ただし、何十年も、何百年も、何千年もかけて、少しずつゆっくりと。あんまりゆっくりなんで、人間の目には止まっているようにしか見えないだけ。でも、何千年も生きる魔女はガラスが動いているのを見ることができる。いずれ、私も、それを見る」
魔女の寿命を例えた言葉です。詩的で、非常に本質を突いてますよね。
おジャ魔女どれみにおける魔女は、水晶玉を使って魔法を使います。また、水晶玉は魔女の証で、命の源でもあります。
ガラスがあまりにもゆっくり動いていて人間の目には止まって見える…比喩のようで、案外直接的な説明でもあったりするんですよね。
スゴく好きです。

 

 

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みらい「この人は…二日しか一緒にいなかったけど、少し、好きになりかけた人」
どれみ「すてき」
みらい「でも、やめた」
どれみ「なんで?」
みらい「私、年上が好みなの」

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みらい「ヴェネツィアの知り合いがね、こっちに来て勉強してみないかって言ってきてくれたの。彼、もうすぐ90なんだけど、彼にガラス教えたの、実は私なんだ」
どれみ「え、それって…」
みらい「彼がまだ私より年下に見えた頃の話。それが今では、私よりもずーっと年上になっちゃった」
人間に恋をする魔女は今までも登場しましたけど、恋をしつつやめるという選択肢を取った魔女は、実はみらいさんだけだったりする。
二日しか一緒にいなかったのも、好きになりきってしまう前に逃げたのかも…?

 


みらい「彼は今、私の事を昔好きになった人の娘や孫だと信じてる。だから、私も、彼が昔好きだった人の娘や孫を信じ続ける。魔女にはこんな生き方もあるのよ、分かる?」
この台詞について余計な説明は要らないですね。

 

 

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みらい「あなたは人間で、まだ魔女見習い。魔女の世界を知っているようで、実は、ガラス越しにしか見ていないようなもの」
私もこの作品の魔女については見えているつもりでいましたけど、見返すたびに、案外見えてなかったのかもしれないな、と思い直します。
みらいさんは背景が語られているようで、語られていないキャラ。なぜ人間の世界で暮らしているのか、その状況や心情はみらいさんの口からは一切語られてないんですよね。

 

 

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みらい「ねえ、あした必ず取りに来て。明後日じゃダメ。明日、必ず」
みらいさんが越してしまうことを明確に表した言葉。
うまく説明できないけど、この言い回し、スゴく好き。

アプモン48話感想

起動! 人類アプリ化計画!

はい、前回は大空勇仁がアンドロイドであることが明かされ、そしてブートモンが彼の手に落ちたところで終わりましたね。
今週はその続きということで。
今週の見どころは、まあ引き続き勇仁のビックリ展開と、そして人とバディアプモンの友情(?)ですかね。
まずは今週のビックリ展開の方から。コチラ↓をご覧ください

 

f:id:euvrit:20170902211750p:plain

 


はい、勇仁の涙。でも、両親の呵責に苦しんでの涙とかいうわけでもなく、ハルの望むような行動をとるようにプログラミングされているから涙を流しているだけみたいです。
この涙のお蔭で、今までの全てが嘘だった、という友人の言葉にかなり説得力がでました。
しかし、28話からの勇仁に視点が当てられた話のことを考えると、ハルがいない場所で主体性を持って動く勇仁が描かれていたので、流石にこのままでは終わらないと思うんですけどね~。どうなるんでしょうか。

しかし、この路線を徹底するにしても、案外納得できてしまうんですよね。
というのも、勇仁とハルの関係ってちょっと歪だなって感じていたんですよ。前回の感想にもチラッと書きましたけど、勇仁がハルに依存する理由は作中でかなり語られているにも関わらず、ハルが勇仁に特別な思い入れを抱く理由って今までに描かれたことが無いんですよ。
もしもそれが、勇仁がハルの望む行動を取り続けたからという理由だったとすると、それはそれで筋が通ってしまうので。


そして次に注目するのは、バディアプモンとの会話ですよね。それぞれの関係性が表れていて良い会話だったと思います。
まずはドカモン&エリの組み合わせから。
いつも勢いだけは一番のエリが、命を懸けた最終決戦を前に尻込みしてしまうけど、ドカモンは「エリちゃんは無理しないでワシだけで頑張る」というシーン。ドカモンは最初から謎なくらいエリにメロメロでしたけど、ここに来て本当にエリのことが好きなんだな~と認識しました。遅いかもしれないけど。
そしてミュージモンも、「アストラに感謝を伝えてみた」とアプチューブの動画風に気持ちを伝えるなんて、結構粋なことを思いつきますね。無理に茶化したりせず、また、変にシリアスにならないところも良いなぁと思いました。メインシナリオでは後半になるほど空気になりがちでしたけど、前半、バディアプモンとの関係に焦点が当てられて話が描かれていたときは、この二人が一番「人間とアプモン」っていう特殊な友情を描けていた感じがして好きだったんですよね。ということを思い出した一幕でした。
最後はハックモンなんですけど、彼(?)は殆ど存在感無し。はじめくんに出番を奪われていました(笑)まあでも、レイに助言するハックモンもブレてなかったし、二人の関係を描くにしても台詞は殆ど無いでしょうから割と落ち着くべきポジションなのかも?意外とハックモンの魅力が掘り下げられるのは日常回だったりする。いつも楽しそうにしているけど日常回では空気なミュージモンたちと、いつも静かだけど日常回では結構中々な存在感を放つハックモンと、ある意味対照的なキャラかもしれない。

主役のハル&ガッチモンはこれから、といった感じです。
う~ん、どうなるんだろう。
個人的な好みを言えば、勿論勇仁の問題も大切なんだけど、しっかりガッチモンとの関係も描いてほしいなぁ。


今週のキャラクターピックアップ
ハル
今週は動揺のあまり役に立ってませんでした。
5年以上も一緒に過ごして来た友達がアンドロイド、しかもスパイだたらそうなるのも確かに分からないでもない。


エリ
本当に最後の最後の方で好感度が急上昇したキャラ。
今週の最後の方の極みアプリアライズの時に、アプリドライブに「誰かを笑顔にしたいですか?」という、彼女がアプリドライバーに選ばれたときにされた(よく分からない)質問が再びされました。他の二人もそうですけど、迷いなくYES。
最初の方は、「誰かを笑顔にしたいですか?」って質問が輪郭があいまい過ぎてよく分からない&YESorNOで答える意味が分からないっていう二点から、本当によく分からない展開ってイメージしかなかったんですけど、エリの過去がある程度掘り下げられた今では、エリの本質を突いた言葉でもあったのかな、とは思います。
質問の意味は分かりませんが(笑)
ドカモンと一緒に、ゼウスモンをドッカンと撃退して欲しいですね!!
と書きつつ、「エリがゲームのボタンを押してドカモンにパワーを与える」という、初登場のときの一回しか使われなかった謎の設定があったなと思い出しました(笑)


アストラ
やっぱりアストラ君、ミュージモンとセットで初めて一つのキャラとして完成するんですよね。他のバディたちと比較すると…とかそんな次元じゃなく、ミュージモンとアストラの関係は凄く分かりやすいです。やはり登場回の完成度がここまで影響を残しているような。
後半で失速気味だったのは、ミュージモンをおいてけぼりにアストラだけに注目して過去を掘り下げたからじゃないのかな?とふと思いました。


レイ
今週も弟にメロメロでした。


はじめ
レイよりも高い能力を持ち、しかもコミュ力も以上に高いです。
大空勇仁がアンドロイドだった、とレイが告げたことでエリもアストラも混乱し、ちょっと険悪モードに。ここに絶妙な間合いで指示を入れて収拾をつかせたのがはじめくんでした。恐るべしスーパーショタ。
たまごやきの練習をしてお兄ちゃんを待っているそうです。
残されたレイの唯一のポジション、卵焼き係まで潰しにかかりたいそうです(笑)
冗談ですよ


勇仁
本日の勇仁(二枚目)↓

 

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その服!!すごく悪者っぽい!!!!
最後の最後で笑わせてくれた勇仁でした。

 

 

 

 

アプモン47話感想

勇仁の真実

あんまり関係ない話

今週は大きく話が動きましたね。


ハルの親友、勇仁がアンドロイドであることが明かされ、また、ブートモンが勇仁の手に落ちました。この回を観た視聴者のほぼ全員はこう思ったでしょう、「知ってた」。

 

勇仁が人工知能なことはそもそも作中で隠す気が無かったので皆が予想していたことだと思いますけど、それでも割とショックは大きかったのではないでしょうか。私は結構ショックでしたよ。主人公のハルになんか感情移入してしまいました。
しかし、ちょっと我ながら、何故ハルに感情移入してしまうのか不思議でした。作中の空気キャラの筆頭のハルには、感情移入できる要素って何かあったっけ?という疑問が浮かびました。
答えはすぐに見つかりました。それは、ハルっていうキャラクターは、勇仁絡みの話では空気ではない、ちゃんと意思を持ったキャラクターとして描かれているからですね。
オフモンが参戦し、友人がアプリドライブDuoを手にした28話からしばらくは、勇仁やオフモンに焦点が当てられて話が進んでいくことになりましたが、勇仁の視点で、ハルは強く優しい人物であることがちゃんと語られていました。それまでの展開でも、見た目の印象や台詞から何となく「優しい」スタンスのキャラクターなんだろうなぁと思うところはあっても、あくまでも記号的なキャラ付けであるといった印象はぬぐえなかったんですね。でも、この辺りの勇仁関係の話で、そういった表面的なキャラ付けにも裏付けが取れたわけです。

 

ところで、私は物語を読んだり観たりするときは、常に意識しているわけではありませんが、キャラクターがどう描かれるかっていうところに焦点が当たります。実を言うとこれは、私が面白くないと感じた物語を後で分析すると、共通してキャラクターに中身が無いことが挙げられるというだけの話です。
でも、生きたキャラクターを描くことって凄く難しいんですよね。
例えば「悲惨な人生を歩んできた主人公だけど、自分の力で這い上がって幸せを手にする」ってストーリーだとしても、まず、物語として説得力を持たせようと思った場合、主人公の悲惨なバックグラウンドを説明することは難しいです。
例えば物語の冒頭で言葉で「主人公は幼い頃は貧乏していたので、毎日食べるものが無くて、お風呂にも入れなくて、殺人事件の濡れ衣を着せられて…」と説明されても、読者の感情に響くことは無いですよね。ふ~んと思うだけです。
状況を更にエスカレートさせてみて、例えば、「主人公は毎日ゴキブリを食べて生きてきた」とか言ってみたところで、やはり読者(というよりも私)の感情には響きません。
いや、確かに悲惨なんですけど、これらの事を悲惨だと感じるためには、まず主人公に感情移入する必要があるんですよね。だから、感情移入させるための説明としては不適切なわけです。

 

自分で書いていてゴチャゴチャしていると思ったので、言いたかったことを簡単に纏めると、

 

キャラ付けが読者の感情移入を呼び、その結果、物語の中で主人公が巻き込まれる波乱に読者も共感してしまう。

 

っていうことです。
アプモンではない他のアニメの愚痴も含みますが、この辺りの順序を間違えてしまうと、主人公がどんなに世界をまたにかけるような凄いことをしようとしていても、つまらない物語が完成してしまうんですよね。

 

さて、ここでアプモンの話に戻りますが…
キャラ付けをするためには何をしたらいいんだろう?っていうことを考えた時に、キャラクター同士の交流や関係性を描くことが一番なのではないかな、という結論に至りました。
勇仁が本格的に物語に絡んでくる28話の前の話でも、ハルは困っている人を助けるために奔走する展開はよく見られましたが、勇仁視点で「新しい学校で独りよがりをして孤立してしまったところ、クラスの皆と馴染めるように仲介してくれたのがハルだった」「遠足で間違った道に皆を連れて行って責任を感じているとき支えてくれたのがハルだった」っていう話が語られた時の方が、ハルの「優しさ」がどういったものなのかといったところも含めて説得力がありました。

 

また話が飛びますけど、物語の原理原則は人の感情なんですね。因果関係は、社会情勢などではなく、人の感情なんです。勿論社会情勢なども綿密に調べた上で書かれる小説などもありますが、そういった物語も含めて、よくできた小説は物語の因果関係が人の感情で結ばれているんです。

 


キャラクターピックアップ
ハル
ドッキリ展開にはドキドキしたものの、やっぱり終始何を考えているのかイマイチはっきりしない彼。
勇仁を疑っているのか、疑いたくないけど心のどこかで疑ってしまっているのか、それとも本当に信じているのか、そこら辺がよく分からない。
考えてみれば、勇仁がハルに依存する理由はあっても、ハルが勇仁に拘る理由って無いんですよね~。大事な親友って言われても、具体性がちょっと…

 

アストラ
う~ん、今回も空気

 

エリ
11111111/9=1234567.8
むか~し、トリビアの泉で見たことがあるようなないような。
ブートモンをびっくりさせるために身を張ってかなり頑張っていましたね。う~ん、女の子でここまで身を張って頑張るキャラって珍しいかも。
最終的にはブートモンをメロメロにしていましたけど、変なデジモンにばかり好かれますね、彼女(笑)

 

レイ
この方も…ハルたちのことを何と思っているのかよく分からない。
ハルに勇仁の正体について忠告してくれましたけど、ハルを心配してのことなのか、リヴァイアサンの野望を阻止するための連絡なのか、そこら辺がよく分からない。、
正解は多分、何とも思ってない、かな(笑) 弟さん以外本当にどうでもいいみたいですし。
弟さん良い子でハルたちに協力してくれるから今は友好的で力強い味方ですけど、弟さんがヤなやつだったら、結構とんでもないモンスターブラザーズだったりして。
とどうでもいいことを思ってしまった。

 

はじめ
有能すぎ。そして明るくて礼儀正しい。レイが溺愛するのも分からんでもない。
天才らしいので、性格の良さも全部計算だったりしてね。なんちゃって。
まさかここまで有能だったとは思わなかったし、話の本筋に絡んでくるとは思わなかった。
そして、やはりハッカーとしてのお兄さんの出番を完全に食ってるっていうね(笑)
どうでもいいけど、レイやはじめのプログラムって、プログラムの次元を超越していて、ファンタジーの魔法の類だよね。できないことが無さそう。

 

勇仁
てっきりアプモンみたいな感じでリアライズしているのかと思っていたから、ガチガチのアンドロイドだったことにビビった。
人格が二つあるっぽい…?
ガッチモンの声優さんによると、来週は感動展開らしいですよ。

 

ブートモン
ジャイアントベイビー
かなり濃いキャラだったけど、今回で出番も終わりかな。勿体ないけど。
心が赤ん坊なのに逃亡生活を強いられるとか、純粋にちょっとかわいそう。

 

ガッチモン
毎度思うけど、ご飯食べにくそうな手ですよね。
ご飯食べる必要がそもそも無いかもですけど。好物がガッチモナカでよかった。ラーメンとかだったら大変。

 

ミュージモン
う~ん、特筆すべきことはなし。

 

ドカモン
やはり特筆すべきことはなし。
エリとの関係が今だにちょっと掴めない笑

 

オフモン
かわいい。ブートモンを攻撃する直前に一瞬戸惑った彼(?)。
さて、他のアプモンと人間のバディよりも、より強い絆で勇仁と結ばれている彼ですけど、これからどうするのでしょうか。