アニメとかの感想書留

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アプモン44話感想

逃亡者・ブートモンを追え!

感想
一話完結の形に落とし込むために無理矢理な選択をハルにさせてしまったな。というのが今回の感想でした。
というのも、あるワンシーンを観て感じたことです。今回の話を観た方ならピンと来ると思います。そう、ダメダモンの暴走を止めるか、ブートモンの捜索を続けるかの二択の選択をするシーンですね。

 

ここで、今回の話を観ていない人、自分が感想を読み返したときのために、もう少し具体的な内容について追って説明することにします。

 

前回は一(はじめ)君が救出されて、リヴァイアサンは人類アプリ化計画を企てていることと、その計画には強制起動のアプリのアプモン、ブートモンの力が必要不可欠なことが語られました。今回は、一君の力を借りてブートモンの捜索をする話でした。
一君の指示に従って、主人公のハルたちは無事にブートモンのところに辿り着くことができるのですが、ブートモンはガッチモンたちの気迫にビックリしてしまいます。一はブートモンに、いざという時のために緊急脱出プログラムを組んでいましたが、ビックリした弾みにそれが起動してしまったようです。
ロケットのように空の彼方へあっと言う間に飛び去ってしまったブートモンは、あらゆるモノを強制起動させながら飛び回ってしまいます。そんなブートモンを春たちは慌てて追いかけました。
ブートモンは最終的には、ふじみ坂夏祭りの会場へたどり着きます。その会場の近くには神社があるのですが、そこに祭られていたタブレットに封印されていたダメダモンを不意に復活させてしまいました。
ハルたちもブートモンを追って会場に辿り着きます。そこで、アイちゃんに逢いました。アイちゃんから、謎のトラブルが続いて夏祭りが滅茶苦茶になってしまっていることを聞きます。そう、ダメダモンの仕業です。
ダメダモンの姿を確認したハルたちは、この騒動の騒ぎの原因がダメダモンにあることを察しました。
ハルたちはブートモンを追ってここまで来ましたが、困っている人たちを放っておくことはできません。ブートモンのことはひとまず放っておいて、ダメダモンを倒しに向かいました。

 

という流れです。


「ブートモンを探すのも大切だ。でも、ここにいる皆も放っておくことができない、だろ?ハル」って勇仁の言葉で背中を押されてダメダモンの討伐に向かう流れになるんですけど、本当にそれでいいのか…?明らかにブートモンを探す方が優先だと思うんですけど。ブートモンはあらゆるモノを強制起動させながら移動しているので、思いっきり足跡を残してますしね。敵のリヴァイアサンからすれば「見つけてください」と言わんばかりの目立つログです。緊急事態だと思うんですけど。
まあこんな感じで、無理矢理な展開になっていましたが、最初に言った通り、これは一話完結の形に落とし込まなければならないっていう作り手の事情があってのことだと思います。

 

ここから先は、全部私の勝手な想像。

 

今回の話、ブートモンのキャラ紹介をすること、そしてハルたちとブートモンが知り合うこと、しかしブートモンはまだハルたちのところには来ないこと、この三つのノルマが課されていたと”思う”んですよね。逆に、これ以上進展するような展開にしてもいけないっていう縛りがあったと思うんですよ。
しかし、主人公が、今後の重要キャラのブートモンと知り合いになっただけで終わるっていう展開には、物語としてのオチが無いですよね。アプモンは一話完結のお話を重ねるタイプのアニメなので、オチが無い話は極力避けたいわけです。
そこで、オチを作るために製作者が突貫工事的に作った存在がダメダモンです。
形だけでもオチを作るためには、とにかく「問題を解決すること」と「キャラクターが決断をすること」の二つの要素を入れればいいわけですから、ダメダモンみたいなトラブルメーカーを兎に角つくっちゃえって言う発想になるんですね。
メインのストーリーライン(ブートモンと成り行きで知り合ったけど逃げられてしまった)の中で「問題を解決すること」と「キャラクターが決断をすること」の二つの要素の二つの要素が完全に抜け落ちてしまっていたので、メインとは関係の無いストーリーライン(ダメダモン)を別個用意して足りない要素を注入したわけです。
「ハルがブートモンの捜索をいったん止めてダメダモンの退治に向かった」っていう無理のある展開は、「キャラクターが決断をすること」の描写を挟む効果と、二つのストーリーラインを綱渡しする効果があったわけです。

 

まあ、私のこの話に対する認識はこんな感じなので、好きにも嫌いにもなれないです。ストーリー的には若干の無理があるものの、そこはまあ、作り手の諸々の事情も踏まえて仕方ないね、という認識です。
ぶっちゃけて言うと、話の構造的には嫌い寄りかもしれません。なぜなら、旧セーラームーンでよく使われていた手法なので、お腹一杯って感じです(笑)
まあでも、旧セーラームーン(というよりのあの年代のアニメ)は、全体を通して見ると整合性が取れてなくても一話一話のクオリティが高いっていうものが多いです。誤魔化す技術とはいえ、視聴者を楽しませるために一応完成された技術なのかも。
ついでに個人的な話をさせていただくと、最近観たアニメはこれを遥に下回るクオリティのため、「お腹一杯」よりも「ありがてぇ」って思う気持ちは実は大きいです

 

あ、嫌い寄りなのはあくまでも話の”構造”です。
新キャラのブートモンのキャラは面白いと思いました(しかしそれを活かすのは難しいなとも思った)し、それぞれのキャラクターが動いている感じがしたので、そこは好きですねー。

 

キャラクターピックアップ
ハル
今回はどちらかというと舞台装置
アイちゃんのことが好きなんでしたよね。アイちゃんが、予想以上にハルたちとどっぷり関係を持っているため、そんな感じがしなくなってるような…

アストラ&ミュージモン
存在感皆無。戦闘シーンで活躍したのはせめてもの情けかも。

 

エリ
アプリ山解散ですって。最後の最後に爆弾通告。
好きだったのは「気、落とすなよ」「誰が?」っていうやり取りかな。切り替えの早さが格好良い。エリなら何となくこう言う感じがしました。
「〇〇なら~~~って言うだろう」っていう予想ができるのは、ある程度キャラが確立した証拠かもしれないですね。

 

一(はじめ)
賢さマックス。そして意外にアクティブ。
今のところ、お兄さんの上位互換(笑)

 

レイ
弟に出番食われない?と心配なお兄ちゃん。
でも幸せそうで何より。

 

勇仁
まあ…相変わらず(^^;
なんかいつもよりも声優さんが元気のような気がする。気のせいかな?(笑)
気になったのがコチラ↓の台詞

ハル「また来年も来たいな、夏祭り。その次の年も、またその次も、ずっと、ずっと…」
勇仁「来れるよ、必ず。きっと来ようぜ、一緒に。ハル」

いや、その台詞はアイちゃんに言わせて差し上げろ。
露骨にフラグっぽいんだよなぁ~

 

 

 

 

アプモン43話感想

目覚めろ、スリープモン! アプモン選手権再び!!

 

今週は休みかもしれないと言いましたけど勘違いだったみたいです。

 

ということで、今週はスリープモンとなった一(はじめ)くんを目覚めさせるためにアレコレする話です。
今回もまだ本格的に話が動き始めるというわけではなく、話を動かすための準備段階といったところでしょうか。今後の話に大きく影響を及ぼす設定がいくつか明かされました。具体的には

 

・一はレイ以上の天才
リヴァイアサンに連れ去られて「強制起動用アプリケーション」を製作していた。そのアプリのアプモンが、リヴァイアサンが探しているブートモン
・リヴァイアさんは人間をアプリ化しようとしている
・一はブートモンを逃がしたため怒りを買い、スリープモンに改造されてしまった

 

の4つかな。
一君が天才だったことと、リヴァイアサンが人間をデータ化しようとしていることは何となく予想はしていたかな。
リヴァイアサンが人間社会を支配しようと思ったらやっぱり人間を直接干渉する必要がありますし、一君の件については、特殊能力が云々っていう世界観ではないから人間を誘拐する理由って頭脳くらいしかありませんので。

 

まあ、色々重要な設定が明かされたわけですけど、今後の展開で一番気になるのはやはり勇仁と一の正体でしょうかね。
ミネルヴァは勇仁にアプリドライブDUOを託したものの、最初の頃は勇仁を警戒していましたし、今回の話でも明らかにレイは勇仁を警戒していました。前回もだけど。


一君は案外あっさり目覚めましたけど、前回春が指摘していたように、奪還作戦はうまく行き過ぎでしたし、ハックモンが疑問を抱いていたように、目覚めるのも案外あっさりでしたからね。
一君に関しては単にブートモンを呼び寄せるための餌とも考えられますし、あるいは、リヴァイアサン側のスパイかもしれませんね。まあスパイ展開までやってしまうと、お話の展開の仕方次第ではちょっと引くかもしれませんが…(^^;

 

また、新章なのに新たな敵が出てこないのもちょっと引っかかりますね。
次回はブートモンを捜索する話なので、新しい敵と鉢合わせする可能性も十分にありますけど、今度の敵はどんな立ち位置でどんな強さを持っているのでしょうか。そこも見どころです。
アプモンなるものがあるらしいので、この章で解禁されるでしょうかね?
乞うご期待、ですね。

 

そんな感じで、今回の感想はこんなところです。

 

細かい感想を挙げると…バイオモン(一をアプモンに改造したアプモン)の回想で「お兄ちゃん助けて」と泣き叫ぶ一と、直前のブートモンを逃がしたときの凛々しい一とでは同一人物とは思えないとか、レイとエリの組み合わせ案外好きかもなとか、ハックモンかわいいとか、それくらいです。

 

 

 

アプモン42話感想

「レイの決意! はじめ捜索大作戦!」

 

本日は一(はじめ)君奪還作戦

 

ここまで来るのが長かったですね。

 

そしてこの話から新章です。

 

このタイミングで一君とレイ君中心のエピソードを始めるのは結構驚きました。何話までやるのか分からないですけど、結構終盤の方なので(なのか?)。サブキャラのレイが中心になる話を進めるのは、お話の尺的に大丈夫なのかな?と純粋な疑問です。
でも、この二人に関しては初期の方から考えられていた設定があるでしょうから、もしかしたらもしかしなくても話の根幹に近付くためには欠かせないエピソードになるかもしれませんね。ついでに引っ張り続けた勇仁の秘密も明らかになるのでは?とちょっと期待しています。

 

さて、改めて本日の内容を順を追って説明しますと…

 

「Lcopeに、アプモンの姿にされた一君が捕えられている」という雲龍寺ナイトの情報を元に、Lcopeにレイが侵入します。しかもエリのマネージャーとして。
侵入さえしてしまえばあとはこっちのもの、とレイはビルの中を探索しようとするのですが、エリのアイドル仲間に捕まってしまい、疑われないためにもマネージャーの仕事をする羽目に。

 

この展開の一番の見どころは、着ぐるみの中の人の代役に抜擢されるところでしょうか。金髪のアイドルに必死に説得されたレイは、着ぐるみのキャラクターの必殺技「ジャンピングハッピーサンダー」を超テンションでくりだしました。
「誰がそこまでやれと言った?」とネタになりそうなシーンですけど、個人的には
「ハックモン、まずいことになった」
「どうした?」
「ジャンピングハッピーマウスをやることになった」
「決め技は、ジャンピングハッピサンダーだ」
「何故そんなことを知っている」
という二人の会話と、割と簡単に説得されるレイのチョロさが面白かったです。

 

そして、休憩時間を貰った隙にレイは会社の中の探索を開始。しかし敵に見つかってしまい、警備ロボットに追い回される羽目に。
ピンチのところに、後を追って来たハル、勇仁、アストラが駆け付けます。
しかし、スリープモンの大群に襲われてしまいます。敵の数が多すぎる上、進化するとパワーがあり過ぎてどこかにいる一君を傷つけてしまう可能性があるため、手も足も出せません。
これ以上この場にいたら全員やられてしまいます。ハルたちも撤退を提案しますが、レイは諦めきれませんでした。そして、もうダメかと思われた瀬戸際で、一の気配を感じるスリープモンを見つけました。なんと、本当にそのスリープモンは一君本人でした。

 

という感じで今回は終わります。
う~ん、良い意味で後味が悪い話だったと思います。ハルは「うまく行き過ぎのような…」と最後に感想を述べていますが、続きが気になる不気味な終わり方でした。予告で一瞬だけ映る、血のような文字で書かれた「ようこそはじめ」も含めてね。
「これから話が動き出すぞ!」ということを感じさせる、新章としてはGOODなスタートの切り方だと思いました。

 

ところで、的外れな感想かもしれないですけど、スリープモンの大群が出ていましたが、アレってもしかして全部元人間なんでしょうかね?一君がスリープモンにされていたということは、その可能性も十分に考えられます。いやぁ、だったらかなり怖いですね。一君がされたことを考えると、かなりの数の人間が神隠しに遭っている上社会的に完全抹殺されているわけですから。
しかも「スリープモン」っていう一見無害そうなアプモンであることも帰って不気味さを演出していましたね。スリープモンにされたことは何か意味があるのでしょうか。やはり続きが気になります。

 

しかし残念なことに、来週はお休みかもしれない。
その代わりに、youtubeで今までの話が全話観放題です。8月5日まで。
私もこれを機に見返してみようかな。

 

 

アプモン感想41話

本日は高校生CEO雲龍寺ナイトとアルティメット4のラス1との最終決戦になりました。

う~ん…雲龍寺ナイトの設定についていい加減に考えていたところが裏目に出てしまったな、という感じです。ストーリーに関しては最初の段階から細かいところまで設計するのは無理ではある一方、キャラ設定については最初から細かく考えた方がいいなと改めて感じる回でした。

というのも、今回の話、敵サイドの雲龍寺ナイトと主人公のハルが意見の対立をさせつつも、リヴァイアサンに裏切られたナイトをハルが助けるっていう話なんですけど、正直言って、二人とも「いきなり何の話をしているんだ?」っていうレベルの論争を繰り広げています。

いや、人工知能と人類がどう付き合うのかって言うのはこの作品で大切なテーマになってくるとは思うんですけど、ハルは「人工知能と未来」なんて壮大なテーマでアプモンたちと付き合っているわけでもないので、いきなり「人工知能と人間は共存できる」とか言われてもしっくりきませんでした。まぁ、要するに、発言がハルらしくないってことです。

一方、雲龍寺ナイトは自らの過去を語るんですけど、彼がリヴァイアサンの手先になった理由は、「自分が開発したコミュニケーションアプリを使いこなせない人間たちが勝手にトラブルを起こして不幸にした」「俺のアプリは悪くない」っていう理由なんですけど、たったそれだけの理由で人類を否定するのはちょっと飛躍しすぎかなぁと思いました。自分が開発したテクノロジーが進みすぎていたばかりに受け入れられなかった、しかしリヴァイアサンはその真価を理解してくれた、とかならリヴァイアサンの側についていた理由も納得できるんですけど、リヴァイアサン人類を否定する思考に共感するレベルまでいくとやりすぎって感じです。

コミュニケーションアプリの間違った使い方をして他人を傷つける人間が現れたことに憤りを感じるような志の高い少年だったら、リヴァイアサンサイドについてもハルたちを殺そうとしたり、人間の命を懸けたゲームを楽しんだりしないと思うんですよね。

彼に関しては元々出番が少ないキャラクターな上に、主人公たちとの直接的な関わりもずっとなかったため、最終的によく分からないキャラで終わってしまいました。悲しきかな。

 

 

なぜ雲龍寺ナイトはキャラを確立できなかったのか

 主人公たちの障壁になりきれなかったからでしょうね。要するに、敵キャラなのに敵キャラをしてないっていうところ問題なんですよ。

 さて、ここで少し昔の敵キャラサテラモンを振り返ってみましょう。

 彼も出番は少なかったですが、グローブモンと非常に相性が悪い相手として登場し、ハルたち主人公サイドを追い詰めました。そこで登場したのは勇仁と、新キャラのオフモンです。オフモンは戦闘力こそ低いものの、サテラモンの能力を無力化する力でハルたちを窮地から救いました。しかし、その屈辱を晴らすためにサテラモンはオフモンに奇襲を仕掛けます。オフモンは進化前なので当然戦闘力では叶うはずもなく…

 という形で、戦闘力という明確な形で主人公たちの障壁になっていました。

 一方、雲龍寺ナイトは彼自身はアプリドライブを持つわけでもなく、また、悪事を考えるキャラクターでもありませんでした。何をしていたかというと、リヴァイアサンの命令を間接的に部下たちに伝えるだけ。つまり、主人公たちと対決するっていうシチュエーション事態に無理があるキャラクターなんですよね。主人公たちの行動を先回りするような戦略を一々考えるような形だったりと、何かしらの形でちゃんと妨害工作をしていたなら、もう少し存在感を出すことができたのではないかと思います。

 

 

ハルの存在意義

 今回の雲龍寺ナイトとの直接対決でちょっと疑問に感じたのは、ハルの説教。

 まあ、この手のアニメでは、ここぞというときに主人公がでしゃばって説教をし始める展開は珍しくありません。

しかし、このアニメでは、勇仁とのやり取りのお蔭で、ハルは他人の痛みに敏感な人物であることは十分語られているので、ナイトを説得する展開にも生かして欲しいと思いました。これまで蓄積した展開の中で折角プラスの貯蓄があるのに生かし切れていないのは、ちょっと勿体無いなぁと思いました。

 

 

面白台詞

雲龍寺ナイト「バイバイ、未来」

 リヴァイアサンから切り捨てられてあっさり死を受け入れます。しかしハルに助けられ、ちゃっかり生還します。そして「もう何もかもが分からなくなった」らしく、最後にいつもの「サンキュ、みーらい」ではなくこの台詞を残しました。

 どうでもいいけど、はじめ君の情報だけじゃなくて、ブートモンの情報も残して欲しかったなぁ。まぁそれを言ったら、Lコープの正体を知っておきながら(話の都合上)仲間になった後もハルたちにそのことを告げなかったコーチモンも同罪なのですが

アプモン40話感想

 今週のアプモンは、VSアルティメット4。

 スゴく大物感を醸し出していたアルティメット4なんですけど、この一話で三人が瞬殺されました。前回のバトルでは主人公たちがボコボコにされていたのに、アプリドライブDUOによる極みアプリアライズには手も足も出ずに撃退されていました。

 

 う~ん…

 

 アプリドライブDUOを手に入れた38話が、「アプモンたちの力に頼らずに自分たちが強くならないと」と気付き行動する、という内容だったので、アルティメット4とのバトルに関しては主人公たちの成長が絡んでいると言ったら確かにそうなんですけど…なんでしょうか、この絶妙に盛り上がりに欠ける感じは。

 そう、この40話、一言でまとめると盛り上がりに欠けるんですよ。もっと言うと、エリとアストラのバトルが。

 って今書いていて思ったんですけど、この二人のバトルに関しては盛り上がったことの方が少ないです。今までもブログの中で何度か書いていることなんですけど、彼と彼女の本業は有名人をすることであり、片手間でできる軽い副業としてアプリドライブで事件を解決しているようなポジションの人たちですから。

 逆に、弟を助けるために命をかけているレイのバトルは、圧倒的な力で敵を倒したことには変わりないんですけど、ちょっとした仕掛けが用意してあったりして面白かったです。具体的には、敵に弟の情報を喋らせるためにわざとやられた振りをしていたというもの。まあ、ハックモンは、アプモン相手であれば敵のデータから記憶を盗み出すことができるので、そんなことわざわざする必要は無いんですけどね!!しかも、バイオモン(←レイが相手をしたアルティメット4)を拷問して情報を聞き出すっていう面倒臭い作業も、ハックしてしまえば要らないんですけどね!!

 これに関しては、バイオモンみたいな格が高いアプモンに対しては記憶を盗み出すことはできないのかな?と一瞬脳内補正を掛けそうになりましたが、よくよく考えなくても違います。だって、そもそも、バイオモンが弟を改造した憎きアプモンだっていう情報、前回のバトルで苦し紛れにリバイブモンがバイオモンから直接盗み出していたことですから。

 まあ、バイオモンから直接記憶を盗み出すという方法を怒りに忘れてしまったうっかり屋さんのレイは、結局、「弟の一はアプモンになった」という情報だけしか手に入れることができず、バイオモンはカリスモン(←アルティメット4のボス)に始末されてしまいました。

 レイのバトルは面白かった、と書きましたがあくまでも他の二人のバトルに比べると、ということです。

やっぱなんつーか、戦闘シーンってテンポが大切ですね!!レイの拷問展開もそうなんですけど、まず、感覚的に「理屈に合わない」と視聴者が感じるような行動をキャラクターが取ってしまうと、もうバトルの世界に集中することができませんから。

 それと、今回のバトル、レイが復讐のガチバトル、エリがギャグバトル、アストラが内面のバトルといった感じでそれぞれ方向性が違いすぎたのがちょっと仇になっていたかもしれませんね。米、味噌汁、魚が食卓に並んでいるのではなく、和食と洋食と中華が同じテーブルに用意されている感じがしました。ってなんかよく分からない例えですが…

アプモン感想39話

 今週は久々にアプモンの感想を書こうと思っていたんですけど、この話自体にどうこう思うことはありませんでした。なぜなら、新たに手に入れたアプリドライブDUOの能力説明や、これからしばらくのお話の説明のために用意された回だから。以下の二点を覚えておけばいいです。

 

・アプリドライブDUOでは極みアプモンの時間制限は存在しない

・勇仁を助けるためにはアルティメット4を全員撃退しなければならない

 

 二番目については明言されていたわけではないけれど、アルティメット4それぞれの城を攻略しないと辿り着けないっていうことはそういうことです。まあ当然全員倒すんでしょうけど、サテラモンと言い、最近新幹部の登場と撤退のサイクルが早いですね。あと2、3話で倒されるとすると、登場してから10話持たなかったことになります。しかも、初登場以来ろくに出番があったのって、37話からだし。

 私はモンスターデザインについては全くの素人なんですけど、素人目にも凝ったデザインのモンスターが多いなぁと思う完成度の高さなので、こういう使い捨ての仕方をするには惜しいと思いました。

 

 

本当に必要か?変身時間制限

極みアプモンでいられるおは60秒っていう設定があったので、今までは極みアプモンのにアプリンクするのは控えめにしていました。アプリドライブDUOを手に入れたことで時間制限が無くなったそうです。

 アプモンに限らず、このての縛りって結構あるんですけど、ことさら時間制限については毎度毎度「本当に必要か?」って疑問に思うところではあります。このアニメについては、時間制限のせいでピンチになったことは無いですよね。リヴァイアサンの居城ディープウェブに行くことができないっていう理由になっていたのでまだ死に設定とまでは言えない(ことを願う)んですけど、戦闘方面に限っては時間制限のせいで負けたことはありません。

 極みアプモンに進化できるようになってから初めての強敵はサテラモンだったはずですが、彼との戦闘も良い意味でパワーバランスが練られていたので、時間制限の設定は殆ど無かったことになってしまったという…

 まあ、「ここぞという時にしかパワーアップしてはいけない」っていう縛りは、人間が戦うわけではない(わけでもないときもあるけど)デジモンっていうシリーズアニメでは、緊張感を醸し出すために必要な要素かもしれないです。しかしシナリオ上何度も段階的に必ずパワーアップしてしまうことを考えると、時間制限は紙合わせが悪いかもしれませんね。

 

 

仮面の宿敵!クラウドの正体

 はい、雲竜寺ナイトです。未だに謎の仮面男としてクラウドっていう敵が出てきているんですけど、これ、何の意味があるのかちょっと分からないんですよね。

 クラウドの正体の雲竜寺ナイトは、リヴァイアサンの牛耳るL copeっていう会社の高校生CEOです。それは即ち、クラウドの正体がバレてしまったらL copeの正体も主人公たちにバレてしまうということ。シナリオ的には明かすタイミングではない、しかし、雲竜寺ナイトと主人公たちを絡ませておきたいから「謎の仮面男クラウド」という形で登場させたのではないか、私はそう思っていました。っていうか大体の人はそう思っていたと思います。

 しかし雲竜寺ナイトさん、主人公たちにはもう敵だって知られてしまっているんですよ。しかも、「L copeがリヴァイアサンの会社だ」→「そのCEOの雲竜寺ナイトは要注意人物だ」→「やっぱり雲竜寺ナイトは敵だったのか!!」っていう順序で。ぶっちゃけもう、彼が仮面を被る必要は全くないと思うんですけど…

 一体何故正体を隠す?

 何かまだ隠されている秘密でも?あると願いたい…。

 

 

超ノレる!2ヶ月ぶりのアプモン感想!!

 最後に更新してからついに二か月経ってしまったアプモン感想シリーズ。ブログは更新してないですけど、毎週ちゃんと観てます。この世に溢れるクソアニメと比べて、アプモンは希少種の良心的な部類のアニメなので、私としても安心して楽しんでます。

あ、一応注意しておきますと、私が言うクソアニメとは

 

・お話を作る気が無い(設定を並べるだけ)

・ネタに走る

 

 この二つを満たしているものです。アプモンはこの二つのタブーを今のところは犯してないので、視聴者に誠実なアニメだと私は思っています。

 じゃあなんでそんな高評価のアニメの感想をしばらく書いてなかったかというと…重いから。

 クソなものをクソって言うのは、まあこれでも言い方っていうものには気を付けているつもりですけど、あんまりその行為自体には抵抗感はないです。でも、お話の完成度はとにかく、一応お話を作ろうという気配を見せている誠実なアニメを批判することは、心理的に億劫です。肩が掠っただけで怒鳴り散らすモラハラクソジジイには戦ってやろうって気持ちは芽生えるけど、夜泣きの酷い子供に殺意は芽生えません。そんな感じ。

じゃあ批判するなって話なんですけど、これは書いている私の性格なので無理。セーラームーンcrystalの感想を書いているときに「愛が無いと批判もできない」(←勿論嫌味ですよ?)ということを悟ったので、実を言うと個人的には「批判」という行為そのものにそこまで罪悪感のようなものを感じているわけでもないんですけど、「ブログを読んだ人にアプモンに対するマイナスイメージを与えたくない」ってことを考えると、やっぱり足踏みしますね。

大勢の人に影響を与えるからちゃんとした記事を書かないと!!という使命感があるわけでもないし、第一、このブログにそんな力はありませんが、ネットの文章は誰かしらが見ているものです。こういう言い方は下品だと思いますけど、承知の上で言わせていただくと、自分の考えを持たない、論理的に考えることができない人というものは一定数いて、そういう方は単語が持つイメージに流されて変な思い込みをしたりするので…そういう方を悪い方向性に刺激してしまうこともあり得るので、やっぱり恐いです。

 「悪い方向性」というかなり漠然とした言い回しになりましたが、具体的なことは察してください。

あ、こういうわけで更新が止まりました。

 

 

空白期間の感想

 いずれ、書いてない分の感想もちゃんと書きたいなぁと思っております。

 しかし、今すぐには無理そうなので、ざっくり感想を書いてしまおうと思います。

 まずは、改めてメイン入りした勇仁について。よく練られているキャラクターだと思いました。まあ、彼がアプリドライバーとして認められるために課された質問の内容が「命をかけて守りたい友達はいますか?」っていうあまりにも重すぎる…というか、一部の層が喜びそうな言葉だったのがちょっと引っかかりましたけど、それ以外は「主人公の親友キャラ」の良いことろを総て持っていると思います。追加戦士ということでしばらくは彼に焦点が当てられた話が続くことになりましたが、彼の視点で主人公のハルがどういった人物なのかという過去がいくつか明かされ、これまでの30話近くの期間の中で何の感想を持つことができなかった無味無臭の主人公新海ハルの株価が私の中で急上昇しました。(説明が長く面倒臭くなりそうなので詳しいエピソードは省略しますが)それまでは何となく漠然と「優しい」が売りのキャラなのかなって認識でいたんですけど、「他人の痛みを考えることができる強い」そして優しいキャラなんだなって思い改めることができるようになりました。

 また、友人のバディアプモンのオフモンも絶妙なバランスの良キャラだと思いました。「引っ込み思案で臆病で人と距離を置く」っていう性格で、かじ取りを間違えれば空気キャラになる可能性が大なキャラクターでしたが、トラブルメーカーになることで上手く存在感を醸し出してシナリオを動かしてくれていたと思います。トラブルメーカーにありがちな単純にウザいキャラに成り下がらず、かわいい路線で確立できていたのも好印象。ここら辺はキャラ設計が整っていたというよりも…シナリオの力だと思います。29話でガッチモンが家出する話、原因はオフモンにもあるんですけど、後腐れさせずにハルとガッチモンの仲を深めた形で纏めたところとか、他の正統派を気取るクソアニメとは一線を画している話だったと思います。

 また、オフモンのパワーアップ回は、今のところアプモンの中でもトップ3に入るくらいの完成度を誇る話だったと思います。「勇仁を信じて力をマスターする」っていう展開は臆病者のオフモンっていうキャラクターの根幹にある問題に通じていると思いましたし、それハルのサポートも絶妙で、勇仁とオフモンがメインの話なのに「やっぱりハルがアプモンの主人公なんだ」と感じる内容になっていました。

 こうして振り返って感想を書く中で、やはりオフモン関連の話は良いものが多かったと改めて思いました。

 一方で、他にも好感度がじわじわ上がったキャラはいます。エリです。そう、私がこのブログの中で散々「空気」と馬鹿にしてきた(←わけではないけど)あのエリです。

 エリはメインエピソードが多く、おそらくその数は主人公さえ凌ぐのではないかっていう勢いなんですけど、それらのエピソードがアイドルの活動一本に絞ってあるので、「トップアイドル目指してます」って言われても違和感なく受け入れられます。35話でエリは470人のアイドルユニットの中で10番目にまで輝くことができるのですが、途中途中ちゃんと成長している姿が描かれていたので受け入れることができる展開でした。

 「みんなを笑顔にさせたい」っていう面接の志望動機のような理由でアイドルになった彼女ですけど、総選挙のエピソードでは「一番笑顔にさせたかったのはお母さんだった」っていう後付けっぽい秘話が語られ、説得力があると思いましたし、感情移入できる理由だと思いました。

 そんな感じで、エリはもう空気とは呼べないなー、って。まあ、アプリドライバーたちには共通点が見られない(←個性がバラバラなのは大切かもしれませんが、共通点が無いのはダメです)ので、他の人物が主役になると途端に空気になってしまうのが悲しいところですが…

 さて、共通点が見られないという話をしたので、なぜこれがいけないのかを説明します。さっきも言いましたけど、誰かしらが毎回空気キャラになってしまうからです。現にレイはリヴァイアサン討伐に一番熱心なのに、別のアニメのキャラみたいになっています。アストラはもっと悲惨です。20話に「アプチューバ―と茶道の両方を取る」って選択をしてからメインエピソードが一度も無く、もう合コンの数合わせに呼ばれているような存在価値しか持たないキャラクターになってしまっています。

 うーん、冒頭に書きましたが、設定を羅列するだけじゃなくてお話の中身を作る気持ちがあるアニメですし、現に一話一話の話の作り方は丁寧なつくりになっているので、ちゃんとアストラのメイン回さえ用意してあげればいい話を作ってくれそうな気はするんですけど…

 やはり、真の意味でまとまりが無いキャラ集団、ハルと勇仁の関係性とは違い、お互いに何かしら思うところが無いようなキャラクターの集団になってしまうと、可能性を引き出しきれないっていう事態が発生するんですね。

 う~ん、お話作りって難しい。